【終末期看護】ガン末期患者さんから学んだ気づきの大切さ。

私は現在、看護専門学校(3年過程)の2年生。

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成人看護学実習で終末期にいる患者さんを受け持ちました。

目次

患者さん紹介

個人情報につき、一部変更しています。

女性、70代、突然の腹痛に緊急搬送

検査の結果ガンを発見、そのまま緊急入院。

体は衰弱しており、入院一週間後に緩和ケアに変更。

経過

死期が近くなるにつれ

話すこと、手や足を動かすことが徐々に困難に。

食事も摂れなくなっていき、点滴がメインの状態。

呼吸をするだけでも辛そうにしている、呼びかけに反応することも減少。

そして呼びかけに目を開けることがやっとの状態。

動くことが困難になると、床ずれができやすくなる。

栄養状態が悪いと、さらに床ずれの治りが遅いうえに悪化がしてしまう。

そんな状態の患者さん。

看護問題

床ずれを防止したい

本来はもっと専門用語バリバリの看護問題ですが

今回分かりやすくするために簡単な言葉で。

看護計画

患者さんにあった定期的な間隔での体位変換。

栄養状態の改善。

があがってきますね。

そして床ずれ防止のために観察しまくります。

朝患者さんの元へいくと

昨日と変わりはないか

どこか異変はないか、浮腫はどうなっているか

手を握って話しかけ、

冷たくないか、意識レベルはどうか

と色々観察します。

ある日のこと・・・

朝病棟へいくと

患者さん自身の体に、同じく患者さん自身の右手が挟まっているのを発見。

ゆっくり手を抜くと

体に挟まっていた部分が赤くなっていて

浮腫があったために手が凹んでいました。

もう少し時間が経っていたら

皮膚が薄利していたことも

最悪、床ずれになって発見していたことも考えられます。

勇気を出して

看護師に伝えました

私:「受け持ち患者の○○さん、右手が体に挟まっていて赤くなっていました」

看護師:「あぁそうなの!夜勤の体位変換のときになったのかもしれないね!」

そうです。

私もそう思います。

だって・・・

目を動かすのがやっとの患者さんが、自分で動けるはずがないから。

動けない、話せない辛さ

痛くなかったかもしれない

 意識がなかったかもしれない

挟まれてるなんて知らなかったかもしれない

でも・・・本当は

「挟まれてるよ~」って言いたかったかもしれない

体に挟まれて痛かったかもしれない

自分の体に挟まれて、手が赤くなるほどの時間をどう過ごしたのかな。

きっと辛かったと思います。

まとめ

患者さんは、私たち周りの細かな配慮と気づきで生活の質が上がります。

私たち周りの環境にもっと左右されるのは

今回受け持ちした患者のように自分で動くことが難しくなった人たち。

気づきの大切さを改めて学んだ出来事でした。

ありがとうございました。

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