小児科外来で学んだ【小児看護学実習】子どもだけでなく家族をサポートする必要性

小児科外来

「行ったことあります。だから行かなくていいです。」そんなことはない!

誰もが幼い頃、お世話になる小児科。

子どもがいる人で、かかりつけい医がいるならば顔を見るだけでカルテが自動的に出てくる、という位常連さんになる小児科。

がしかし、今回実習で行かせていただいた小児科外来は、完全予約。

なぜ完全予約だ?
完全予約の外来でなにをするんだ?
しかも予約で毎日いっぱいなんて、どんな子がいるのか?

私の経験から考えると、小児科外来は予約でいくものではない。

突然の熱。突然の嘔吐。

または泣き止まない。元気がなくご飯を食べない。

なんだかいつもと違う。咳が続く。

予約するのは、インフルエンザや予防注射のときだけ・・

だから「外来を予約する」というフレーズは不思議でした。

私の実習先の小児科外来(県が運営している大きな総合病院)は誰が受診するかというと

・NICU卒業の子

・何かしらの疾患を持っている定期健診が必要な子

・在宅療養を続けていることのサポート

・そのほか医師が必要と認めた子・・・等。
でした。

そうか、入院でなく通院のような感じなんだね。!

こんなにも近くに

病気と闘っている子、そして家族がいたなんて。

私はいったい何をできていたのだろう。

私はいったい何をそんなに悩んでいたのだろう。

そんなことを思うほど、疾患を持っていても力強く生活している家族とその子ども達。

私の悩みってちっぽけだな。

f:id:ibelievexx:20170614223501j:plain

お母さんが凄すぎる

在宅療養を続ける子にとって、家族の支えは不可欠。その中でも一番のキーパーソンはお母さんが多いかと思われます。

私の出会ったお母さん・・・・吸入や人工呼吸器のアラームの消し方、体位ドレナージ、胃婁管理、SPO2の管理・・・

と看護師顔負けのケアの技術がスゴイ!!!

子を想う母の思いが、世界一の看護を提供できているに繋がっているのだと思います。

愛って大事。

外来は子だけのものではない

(個人情報につき一部変更しています)

予防注射の予約で外来受診している家族(子・母親・祖母)の診察に一緒に入らせていただきました。

子は至って元気。

何も問題もなく注射を受け(もちろん大泣き)、さて終わりかな?と思っていたら医師の質問攻めに。

「普段は誰がみてるの?」
「発達で気になることはある?」
「どこまで歩ける?つかまり立ちはできる?」

(私):なんでそこまで聞くんだろう・・。

ここで出しゃばり?の祖母が全てにおいて答えようとしましたが

「あのね・・おばあちゃんじゃなくて、お母さんに聞いているの」と医師に止められます。

(私):少しボーとしているお母さんに見えました。祖母がおしゃべりなのかな?

お母さんが質問に答え、診察が終了し部屋をでるとき先生が祖母に向かってこう言いました。

「おばあちゃん・・・。子育てしてきて何でも分かるから口出ししたいのは分かるけど、今ここで娘が子どものことを説明できることは大切なことですよ。もし二人目ができたときに苦労するのは娘ですよ。」

と。

(私):そうなんだ。それで質問攻めだったんだね。

でも、待てよ。ここはハイリスク専用の外来だよね。

そこで、看護師に聞きました。

「先ほど予防接種に来ていたお子さんは、私が見る限り何の異常もなく健康に見えましたが、何のハイリスクがあるんですか?もしくはあったんですか??

すると教えてくれました。

ハイリスクは子だけの問題ではない

いかにも子に疾患があって、障害があって・・・と子のことばかりを考えがちですが、その子をとりまく家庭環境(例えば、父親がいない、10代での出産、子の親が精神疾患を抱えている)などでサポートが必要と判断された場合も、ここの病院でサポートを受けてるとのことでした。

さいごに

子どもだけをみるのではなく、子を取り巻く周りの環境までもハイリスクと認定するということは、私の中で大発見!

それは大きな学びとなりました!

www.mamanurs.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする