看護学校

小児科外来へ行く看護学生のお役立ちの目標・計画

この記事は、小児科外来の看護実習に役立つ毎日の行動計画や目標例についてです!
目次から気になるとこだけ読んでももちろんok!実習頑張ってください!

小児科外来の看護師

医療技術の進歩により,先天性の疾患や慢性疾患に罹患した多くの子ども達の生命が救われるようになり,日常的に治療やケアをしながら地域で生活する子ども達が増加している。こうした子ども達は,特殊外来や専門外来で定期的な支援を受けており,継続ケアの場として外来看護の重要性が強調されるようになってきた。

昔は入院しなければ生きいくのが難しかった子でも、今では在宅で生活していけるようになっています。医療的ケア児と呼ばれてますね。そこで欠かせないのは、必要であれば在宅看護ですが、定期的に通院する外来が重要です。

また、

しかし,外来の看護の役割は継続看護だけではない.近年,核家族化,少子化が進行し,育児や家庭看護の知識や経験が乏しく,孤立している親が増えており,外来での看護指導や育児支援が重要になってきている.

核家族が増えた現在の日本は、相談する身近な人がいない子育て世代が増えています。今までは、医療・看護の視点で見ていましたが、今後は子育て悩み相談、交流の場所にもなっていくと考えられます。

子育ての悩みに早めに気づいて虐待を防ぐ、自殺を防ぐ。もしくは虐待の早期発見で子ども達を守る役目もあるのかもしれません。そういった視点を持って外来実習に行って、学び多き実習にしてほしいと思います。

参考元:日本看護科学会誌

 

 

外来実習の目的

小児看護における対象は、健康の子もそうでない子ももれなく全員の子ども達です。

外来では、在宅で治療を続けながら生活している患児と家族に関わることができます。家族に対し、どのような支援が行われているか。
その実際を見学し、外来における看護の役割を考えることが目的となっています。また学童期にある子ども達の生活習慣病の予防についも考えていきたいところ。

次に、実習の大きな目標です。

実習の目標

  1. 病院の外来で治療を受けながら療養上の自己管理をしている患児とその家族の看護を学ぶ
  2. 受診する家族、本人の訴えをききん外来における看護の役割について説明するとができる。
  3. 学童期にある患児の、生活習慣病の予防について具体的な方策について表現できる。
  4. 外来から地域への連携として、医療・保健・福祉・教育の他職種連携を知る。

 

目標例

初日は、外来のオリエンテーションがあるはず。そこで実習指導者・担当者が「こんな特徴のある外来です」や「こんなこと学んでほしい」という事を言うと思います。
特に多い疾患も教えてもらい、受け持ち実習に備えて事前学習しておくのもあり!
うんうん、と聞き流すのではなくしっかりメモして学び多き外来実習にしましょう。

  • 小児外来看護師に役割について理解する。
  • 小児科外来看護師の児や親に不安や恐怖を与えないような構造や工夫・コミュニケーション方法(声掛け)を学ぶことができる。
  • 受診する児・家族と関わり方を学ぶ。

 

学ぶこと

  1. 小児科外来の構造、設備、環境について
    ・待合室、診察室、処置室、授乳室、隔離室、プレイルーム等、各室の色彩や飾り付けなどの工夫
    ・感染症への対策
    ・スタッフの職種、看護師の人数配置・体制
    ・安全対策・事故防止対策
  2. 小児の状態観察と観察のポイントを知る
    ・表情、バイタルサイン、活気、機嫌
    ・健康段階の観察、症状観察、主訴
    ・身体測定、体重測定、頭位測定時
  3.  診察、問診、治療、処置、保健指導
    ・診察の優先順位の決め方
    ・緊急性の把握と判断
    ・侵襲を最小限に抑える、不安や恐怖を最小限に抑える環境づくり
    ・診断や検査結果の説明
    ・診療がスムーズにいくようにどのように援助をしているのか
    ・児の発達段階をどのようにアセスメントしているのか(どのスケールを使っているか)
    ・児へのあやし方・接し方(プレパレーションやディストラクションの実際)
    ・親へ診断や検査結果の説明に対しての理解度の確認とそれに対しての支援
    ・医療必要度に合わせた看護師の対応
  4. 他職種との連携、連携している職種
    ・医師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、管理栄養士、看護助手、社会福祉士等
    ・どんな時にどのような職種と連携を取っているのか
    ・学校との連携
  5. 定期健診・育児相談・定期予防接種
    ・患児と家族とのコミュニケーション方法
    ・両親の児の疾患に対しての理解度・受容度の確認方法
    ・ワクチン接種(母子手帳の活用)
  6. 在宅療養の患児と家族への配慮
    ※在宅療養対象疾患を知る
    ・胃瘻、人工肛門の管理方法、CAPD(腹膜透析)療法
    ・人工呼吸器や気管カニューレを使用した在宅酸素療法の管理方法の見学
    ・糖尿病など慢性疾患の症状コントロール、慢性疾患の症状コントロール方法
    ・継続的看護を実施する中で患者教育・生活療養指導などを行っているのか
    ・災害時の物品の管理などについてはどのような説明を行っているのか

 

観察ポイント

外来では、主に看護師の役割や行動を観察すると思います。そのときの看護師の観察ポイントは以下の通り。

 

  • 診療がスムーズにいくようにどのように援助しているのか
  • 初めての診療の人もいる。そのような時は、どのような声掛けをしているのか
  • 母親や児の不安に対する対応方法
  • 患児の身体的苦痛を最小限にとどめるための工夫
  • 患者教育・生活療養指導など行っているのか

 

外来実習を終えてから病棟実習に入ると思います。ここが実習をうまく乗り切るための最初の山です。外来で働く看護師は基本はベテラン。そして、病棟に比べ優しい人が多いw
これから始まる小児実習に使えることはたくさんあるので、とにかく知らなかったことを学んでいきましょ!

レポートのまとめ方

病院の理念:
職員数、配置:看護師○名、他職種(それぞれ)○名)
構造に関すること:(感染対策、安全対策、個人情報の守れら方)
外来受付からの流れ:
保健指導の実際:

あとは「学ぶこと」にある事をレポートに追加していってください★

 

さいごに

外来実習では「見学」が主になり、やるべき課題がなくてぼんやりしちゃうことも多いです。

でも、ここでぼんやりしてると時間がもったいないので自分で課題を作ります。例えば、

3人以上のカウプ指数(ローレル指数でもいい)を計算する!

そうすると、3人分の体重・身長を必死で獲得しようと積極的に動けるようになります。

私はそんな感じですが、なんでもいいです。でもカウプ計算やローレル指数は、看護師国家試験にも計算式の出題もあるので、オススメ。