医療知識

若さを保つには運動!看護学生も知らない骨の出すメッセージ

引用/NHKオンライン


「若さの秘訣は骨にある!」

というなんとも興味深い内容がNHKで放送してました。

 

司会は、タモリさんとあの話題になったIPS細胞発見者の山中伸也さん。今回は第三回目の放送で「骨」について。

 

現在、看護師国家試験に向けて勉強中の私にとっちゃぁ、めちゃくちゃ美味しいテレビ番組!

「うっしっし」と運動器と解剖の教科書を片手にテレビをみたのですが、マイナーすぎてw、私の医学の教科書には載ってない内容でした。でも、おもしろかったのでまとめて記事にしてみました。

これを読めば、あなたも運動やる気UPです!

骨(ほね)

多くの人は、骨についてこう思っています。

”骨は単なる硬いカルシウムの集まり”

 

でも、このテレビを見ると、骨を見る目が変わります!(見えねーよ、と突っ込みたい)

なんと!骨は、若さや生命を維持するためのメッセージ物質を出しています

そして、運動することは大切なんだなと改めて思う内容です。これを読み終えた後、「明日からジョギング始めてみようかな」ときっと思います。

骨は毎日作り変えられる

体内の骨を100%(歯も合わせて)と考えると、その内の1%は血液中にカルシウムとして流れています。ということは、カルシウムの99%は骨に貯えられています。

その血液中の1%というカルシウム濃度を保つために、骨にとって欠かせないのは破骨細胞と骨芽細胞という細胞。

 

破骨細胞は、血液中にカルシウムを流すために、自分自身を破壊し、血液のカルシウム濃度を保ちます。

骨芽細胞は、破骨細胞壊した部分に新しい骨を作っています。

 

カルシウム濃度を保つ目的もありますが、疲労骨折を防ぐためにも大切な骨の代謝(リモデリング)なんです。

この二つの細胞が上手い具合に骨を破壊して、また骨を作って・・を日々繰り返しています。だいたい3~5年で全部の骨が新しくなっちゃうくらいの驚きのペース!

 

「それくらいは、わかりますよ。」と思った私ですが、ここから骨の新たな世界観へ引き込まれました。

骨に左右される4つの若さ

記憶力

新しいことが覚えきれない。昨日のことが上手く思い出せない。

心当たりのある人もいるんじゃないでしょうか?

 

実は骨は、脳に「記憶せよ!」というメッセージその物質を送っていることがわかりました。その名も「オステオカルシン」。(聞いたことないし、私の医学の教科書には載ってません。研究者レベルの知識だと思われます。)

この「オステオカルシン」という物質は、骨から放たれると、血液中を流れ脳に到達。脳の記憶中枢である「海馬」がこのメッセージを受け取ると、「記憶頑張るぞ~~」となり、記憶力アップに繋がりるようです。

またこの「オステオカルシン」は筋肉・精巣へとも放たれ、それぞれでたくましくなるよう、働きかけます。

筋力

筋肉へ届いた「オステオカルシン」は、筋肉のエネルギー効率を高める働きをします。

子孫を残す精力

精力と言うのは、個体の生命維持には重要ではない力。ところが、子孫を残し人類が繁栄する、という点ではとても重要なところ。

精巣へ届いた「オステオカルシン」は、精子の生成を促すテストステロン(男性ホルモン)を増やし、精子を沢山作るよう働きかけます。元気な精子が沢山いたほうが、受精確立は上がります。

免疫

老化に伴い、身体の機能は弱まり、肺炎になると「死」を連想するほど高齢者は重症化しやすく、また治りも遅い。これには、外的から身を守るための免疫細胞の減少などという理由があります。

またここで、「免疫細胞を増やそう」というメッセージ物質「オステオポンチン」も骨から放たれているとの研究が進んでいます!

※マウス実験の結果です。

骨は唯一衝撃を感知する

骨細胞は、骨の司令塔。全身の骨にネーットワークを持ち骨への衝撃(ジャンプとかジョギングなどの運動)を敏感に感知してくれます。司令塔である骨細胞が衝撃を感知すると、「骨芽細胞!骨を作ろう!」と骨細胞び指令を出します。

 

つまり、骨が衝撃を受けると骨芽細胞が活発になり、骨が強くなっていく!という仕組み。

 

また、骨芽細胞は同時に身体を活発にし、記憶力・筋肉・精力・免疫に働きかけていくのです。

骨が若さを決める

骨は衝撃を感知すると、活発になる。

ということは、そう!テレビばっかり見て、食べて、寝て・・いる人に、骨の女神は降りてこない。

「骨自身が自分の強さを決める」という骨は、人体の若さの門番。とカーセンティ博士は言っております。

「明日からダイエット・・」「やっぱりあさってから・・」

なーんてこと言ってること、骨はこんなに近くでみてる!

骨が衝撃を感知することについて

どうして、骨が衝撃を感知することと、若さを保つこと2つの役割を担ったのか?という質問に対し

カーセンティ博士は

「進化の過程でより活発な個体を生き残らせるため、狩りをさせる筋力・記憶力、子孫を残す精力、の全てが必要だった」と語っています。

さいごに

活発に動くことで、身体はより健康に近づく。

骨は怠慢な人に厳しいけれど、健康になりたいのなら明日からでも身体を変える力を持って、守ってくれています。