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看護師2年目昇給2600円…手放しで喜んではいけない現実


こんにちは。看護師2年目あんこです。
今回は給料のお話しなんですが、看護師は「高給取り」というイメージがあります。看護師になる前の私もそうでした。

基本的に新卒で基本給20万以上あることからそういったイメージになっているのでしょう。

実は今年看護師2年目にして期待していなかった昇給がありました。(やったー)

いやでもね

でも実際には昇給をあまり期待できない職業であり、年齢とともに給料・年収はほとんど変わらないという悲しき現実があります。

それを早い内に知っておくのと知らないのとでは、今後の看護師人生にも関わると思いますのでお話しようと思います。これから看護師になる方や、すでに看護師で現在退職・転職をお考えの方におすすめ。

看護師の給料と昇給額

平均は出しにくい

「看護師の昇給額の平均っていくらだろ?」と思い、色々調べてみました。

参考にしたのは、こちらのHP。⇒https://kango.mynavi.jp/money/age_02.html
こちらのHPを見ると0円~9,000円と昇給に差があることが判明!

正社員・パートでの働きかた、クリニック・国立病院でも変わってくるので看護師の平均的な昇給額って実は出しにくいのかもしれません。

ただし、昇給がない場合は基本給が断トツで高かったり、そうと思えば昇給率は良い方だが基本給やボーナスが低かったりとなにが良いとは一概に言えない状況だということがわかります。

こちらから本題となりますが、実は長い目で見ると医療界での給料が最下位となるレベルなんです!(ヒョエ〜)

医療界の中で賃金最下位レベル


引用:日本看護協会協会ニュース「病院で働く看護職の賃金のあり方に関する考え方(案)

基本給はもとより、年齢給、勤続給、地域給、寒冷地給、能率給、家族手当、住宅手当、精勤手当、通勤手当、超過勤務手当、夜勤手当、休日手当等月ごとに支給される全ての給与を含めたもの。

表を見ると、新卒看護師は他の医療職の軍を抜いて断トツ年収が高いことがわかります。しかしその後を見ると年齢と共に上がっていくのですが、かなり緩やか。

そして、ついに40歳半ばあたりからは上がっているのか?と思うほどほぼ変わらず横ばい。

困ったママ
困ったママ
なんと・・医療職の中で昇級が最も期待できないのは看護師だということが分かりました。

そして最終的には、診療放射線技師さんが頂点に立つんだと。看護師としてはなんとなく悲しい現実です。

ずばり、看護師の昇給はあてにできません。なので、今の職場に給料で不満を持っているとしたら、年齢と共に不満はさらに大きくなりそう。

給料を上がるのを待つより夜勤手当、賞与、残業手当、管理職手当で働き方を見直したほうが良いでしょう。

1000円超えた!ただ嬉しい

看護師の昇給

ところで、私の昇給ですが看護師1年目と比較して基本給¥2.600円上がりました。

「昇給」という事を全く考えていなかったので、6月にして給料明細を「あっ上がってる!」って気づきました。

実際、昇給は嬉しいです。昇給しない職場あるぐらいですから、上がるだけで感謝。

ただ、さっきも言ったように看護師の昇給は今後期待しないほうが良いです。給料だって、病院はほぼ税金から出てますし、税金なんてすぐに変更変更しちゃうから、いつの日か昇給ということ自体が減っていく制度かもしれませんからね。

昇給なくても文句はない

今現在看護師であるなら、長く勤めても昇給は期待できない。もしくはないものだと思って過ごした方が無難。

そうすることで、ならば自分の生活スタイルに合った職場で働くのが良しと思い行動することができます。

「看護師、辞めれない」というキーワードで検索も多い中、看護師の良いところは転職を転々とできることです。同じところにいても、次へ転職しても給料ほぼ変わらずなのが看護師。なので昇給が低くても文句はないぐらいの気持ちで。

今私は急性期の総合病院に勤めていますが、あと2~3年で転職するつもり。

 

2020.7月追記/看護師3年目、昇給ありませんでした。やっぱり😂

さいごに

今後の不安を煽るような記事にしちゃいましたが、看護師になってよかったという事実は変わりませんし、看護師になろうとしている人にもぜひ本当におススメしたい職業です。

転職はいつでも可能だし、給料はまぁ安定している。2年目で基本給が2,600円昇給したのは嬉しい。

学ぶことも多く、人生勉強できます。しかし給料に関しては以下のことを頭に入れていたほうが良いと思います。

  1. 昇給を期待しない
  2. 同じ職場で長く続けるより生活スタイルに合わせて転職を検討する

看護師の給料は夜勤や残業代に依存しているので「辞めたい」と思ったときは先延ばしせず。転職や退職を検討することが大切だということです。

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