シングルマザー

成功のカギはやり抜く力

成功のカギはやり抜く力

努力は裏切らない!!と絶叫し積極的に動く人もいれば・・

努力は簡単に裏切る、成功は簡単にはいかないことを心に決めながら、諦めつつ今やれることをやる人。

相反する情報が飛びかう中、私たちは時に落ち込んでやる気をなくしたりします。そんな自分が嫌で、尊敬できる人に会ったり、友達に相談して、どうにかモチベーションを上げたりと、忙しい毎日ですね。

最近話題の「やり抜く力」(英語でGRID)は気持ちにスーと入ってきます。

この記事と動画をみたら 今の努力は無駄ではない そう思うようになります。

子どもを育てる親にとって成績優先でなくていい、もっと大切なことを学ぶキッカケになれると思います。

TEDから学ぶ やり抜く力

TED:「やり抜く力」アンジェラ・リー・ダックワース、心理学者

こちらの美しい女性は27歳の時に、経営のコンサルのとてもキツい仕事を辞めてもっとキツい仕事である教師となりました、と始まります。

数学教師になった彼女は、先生らしく小テストを作りったり生徒に宿題を出したりしました。テストの答案が戻ってきて成績をつけ、その結果に衝撃を受けたのです。
それは優等生、劣等性のIQには、さほど差が無かったということです。点数がよくてもIQが低い子もいれば、逆もいる。

中学1年生で習得する数学は確かに難しい。でも、こうした概念の習得は不可能なことではありません。と彼女は言います。

そこで、彼女は確信しました。

どの生徒も、十分な時間をかけ一生懸命勉強すれば、概念の理解、知識は習得できるということを。

その後、数年教師を務め、ある結論にたどり着きます。それは

教育で必要なのは、動機付け、心理学的側面から生徒や学習についてよく理解すること。

教育について、私たちが唯一良く知るモノサシはIQです。

でも、学校生活や人生においてうまくやれるかが、すぐに簡単に習得できる能力(IQ)以外にかかっているとしたら・・?

誰が成功し、それはなぜか?

 

彼女は教壇をおり、心理学を学びに大学へいき心理学者になりました。

いろんな研究を民間企業と行い、ある一つの特徴が大きく成功を左右してることを導き出しました。それは、社会的知性でもなく、ルックス、身体的健康でも、もちろんIQでもない。

「やり抜く力(grid)」です。

やり抜く力とは、超長期的な目標に向けた情熱や忍耐力であり、明けても暮れても、自らの将来にこだわること。

その週だけとか その月だけでなく 何年もの間、一生懸命取り組み その夢を実現することです。「やり抜く力」は、短距離走ではなくマラソンを走るように生きることです。

 

ある一つの特徴を導き出した彼女ですが、更にショックを受けます。それは今現在やりぬく力の育て方は まだ分かっていないということ。

ただ一つ分かっているのは、才能とやり抜く力は違うってことだけ

研究のデータ上はっきり示すのは、才能とやり抜く力は関係ないってこと。むしろ反比例さえするのです。才能があっても純粋に最後までやると決めたことを、やりぬけない人たちがたくさんいます。

どうやって長い間モチベーションを保つか? 学習意欲を引き出すには?

これまで聞いた中で子どものやり抜く力を育てるのに1番良いとされるのは「成長思考」呼ばれるものです。

成長思考は、スタンフォード大学のキャロル・ドウェックが見出したもので、学習する能力は固定しておらず、努力によって変えられると信じることです。

脳の機能や、課題に対する脳の変化、成長について学ぶと、失敗したときにより辛抱できるようになるといいます。
失敗は永続的な状態でない、と信じているからです。
ですから、成長思考はやり抜く力を育てるのにとても良いのです。

 

私たちの研究は、ここまでだと彼女は言います。

そこからは先は、今から取り組む仕事です。
最高のアイディア、最強の直感を持ってそれを試してみないといけません。
失敗し、間違い、そしてそこから学んだことで一からやり直さないといけないのです。

つまり、子どもたちのやり抜く力を高めるためには、今私たちがやり抜かないといけないのです。

子育てしている大人も勉強

子育てや子供にもに関わる教育関係者に関しては、子どもには脳(心)の勉強として、失敗がずっと続くわけではない、悲しい気持ちが続くのは過去の記憶が関係しているということを伝える努力を。また大人の失敗から学び成功した体験談を伝えることが大切なのではないでしょうか

今日からできるのは、ありのままを子どもを理解する大人でいることでしょうね。

関連記事→子どもに選択肢を与える。一に共感そして共感。

終わりに

やり抜く力は大切だけれど、現在その力の育て方はまだ分かっていない。

メンタリストDAIGOもオススメする「やり抜く人の9つの習慣では、目標の立て方や、具体的な方法が書かれていました。これは、まさに今挑戦している大人にはとても良い一冊となっているため一度読む価値あります。

でも、まだやはり子供向けではありません。つまり、大人の私達が、才能がないからできないなんて言ってないで、努力で変えられる事をを心に落とし込み自らが実践し子供に見せていくことが必要なんです。

RELATED POST