こんにちは、先日インシデント起こした新人看護師です!
そんな胸張っていえることでもないですが、笑。同じようにインシデントで悩んでいる新人看護師に是非みてほしいと思います。
インシデント発覚から1週間が経って、「また、頑張ってみよう」「同じ失敗をしないよう気をつけよう」と思えるようになりました。
私はようやく心の落ち着きを取り戻そうとしています。だからインシデントやってしまったからと言って、早まって「辞める」のはもったいない、と思いました。
もしかすると、今から立ち直ってもっと良い看護ができるかものかもしれない。
だからこの記事では、私の経験をもとに
インシデントしちゃったからと言って転職・離職を早まらないで!!
ということを私の経験を踏まえ伝えたいと思っています。
関連記事
→インシデント起こしました。もう辞めたい!!
→インシデント2回目・・。
もくじ
インシデント発生直後から1週間の間にやること
インシデントをすると、誰もが落ち込みます。しかも私は結構な小心者なので、人より落ち込み具合もひどいかと思います。こんな私でも少しずつ普通の状態に戻ることができました。
そこで、インシデント発生から、私の動きを時系列で紹介したいと思います。
もし、インシデント発生させてしまって落ち込んでいるなら真似してほしいと思います☆
とことん落ち込む
「落ち込むな」と言われても、そんなことできるはずがありませんし無理。
だから、私は無理に元気になろうとせず、とことん落ち込みました!とは言っても、そんな毎日は、ため息は出るは、無性に疲れるはと、とても辛い毎日です。
- 患者さんに申し訳ない。
- 主治医に申し訳ない。
- こんな失敗をしてしまって、先輩に会わす顔が無い。
- きっと、スタッフからの信頼を失ってしまった・・
- また同じ失敗をしたらどうしよう・・
- 私は看護師に向いてないかもしれない・・
という肩身の狭い気持ちを隠せず、インシデント発生後の初出勤でスタッフに「悲しい顔してるけど、大丈夫?」と声をかけられるほどでした。
私たちの仕事は、病気の人の看病です。スタッフが悲しい顔してるなんて仕事になりませんから、これはまずいな。と思って顔だけでも笑顔を心がけるようにしました。
友達に相談
友達とは言っても、まずは、昔から仲の良い友達に相談することをお勧めします。同職種以外がいいですね。
昔からの私の友達は、話をただただ聞くほうに徹してくれました。笑
インシデント直後は、失敗へのアドバイスを求めていません。ただ話を聞いてくれる、慰めてくれるお友達に相談することは、まだ落ち込んでいるブルーな気持ちのときにオススメ。
「先輩からの信頼を失ってしまった。」と落ち込む私に「元から1年生を信頼している人はいない」と笑われてしまいました!!(笑)そうですね!1年生を信頼して何でもさせるなら、たぶんもっとインシデントになってます。ww
同期や看護学生時代のお友達に話を聞いてもらう
私は友達に話を聞いてもらったあと、同期や看護学生の頃仲の良かった友達に相談しました。やはり、同職種は「今後失敗しないためにどうしていくか」的な相談に乗ってくれます。
アドバイスだったり、一緒に愚痴を言い(笑)、最後は笑って、看護師として頑張っていこっか!と前向きにしてくれます。
友達も、同期もどちらも大きな役割を持っています。仲間は大切に☆
落ち着いてきたら
自分で振り返る
- 「何をどうして間違ったのか。」
- 「怠ったことは何だったのか。」
- 「何をしてたらインシデントにならずに済んだのか。」
最初の頃はだた落ち込むばかり。でも、次第に自分の行動を振り返ることができてきます。インシデント直後は、こんなに冷静に考えることはできませんが時間が経つにつれて考えれるようになります・・。
落ち込みながらも、考えることができてきます。そしてインシデントの内容にもより、答えはそれぞれ出てくると思います。私の場合は、簡単に言うと配薬のインシデントに入ります。
原因は、患者さんに本人確認していなかったこと、薬の6R確認をしていなかったことが考えられました。
何でも、意識的に確認することが大事です。意識を持って確認をしていないときに、先輩に「あれ確認した~?」と言われたときに
「え~~と、・・はい・・・。」と自信の無い返事になってしまいます。
次からは、「6R確認しました!」と胸張って言えるぐらいの自信をもって言えるよう、確認していこうと思いました。
転職サイトを見る
私はインシデントしてから本当に出勤したくありませんでした!この数日の間に何回か転職サイトも見ました。笑
でも、まだ勤めて2ヶ月。転職するには少し無理がある・・。
しかし、転職サイトを見て「ここがダメなら次がある。」と思えることは、心に少しの余裕を持たせてくれます。
だから全然見ていいと思います!
また、やってしまうのではないかと、自分のインシデントが怖くて職場に立ち入ることができなくなるほどでしたら休職や、転職しても良いのではないかと思います。
そして、このインシデントを自分だけのせいにしたりする職場は危ないです。改善が無いからです。
インシデントレポートの目的は、同じ失敗を繰り返さないことと、業務改善です。犯人探しではありません。
そこをきちんと理解している職場ならいいですが、そうでないなら自分の身を守るためにも転職を検討したほうが良いです。
最後に
インシデントに立ち会った先輩と振り返る
振り返ったことをインシデント発覚したときに側にいた先輩に報告しました!教育係りの先輩でもあったので、伝えておこうと思いまして・・
「この前は、すみませんでした。色々考えた結果、・・・・を次からは気をつけます!」って感じ。文章にすると固いですが、もう少し柔らかめに話しました。
プリセプターに報告
プリセプターは、簡単にいうとこの1年間の私の指導をしてくれる一番お世話になる先輩。私の失敗も成功も一緒に振り返ってくれるプリセプターには、報告しておこうと思いました。
なのでプリセプター先輩に会ったときに、「先日、インシデントやってしまいました!」と詳細を報告。
怒られることなく、責められることもなく先輩は「私もインシデントはよくしたよ~」と笑って話しました。次失敗しないために、どうしたら良いのか相談に乗ってもらいました。
失敗をするのは悪いことではなく、失敗を隠すのが悪いこと。胸のうちを素直に話すことで、自分の失敗を改めて考えることができます。
でも!あからさまに意地悪で、強く責められそうなプリセプターには無理に報告はしなくていいと思いますけどね。笑
まとめ
最初は誰もがインシデントを起こします。インシデントが無いなんてことは無いので、無いと逆に「失敗を隠してるのでは?」と思われちゃう位インシデントはあって当然!
だから、インシデント起こしても、前向きに頑張りましょう!ということです。笑