こんばんは!
7才の娘を育てるシンママあんこです。
最近になって、ふと思うんですね
子どもの時に苦手にしてたこと、弱点。いわゆる”短所”と呼ばれるやつは、大人になると長所に変わるのではないか?って。
子どものときの弱点に見えるようなことは、実はとても大切な個性。
この個性をまずは、自分が・・それから周りが理解し味方につけることで、誰にも真似できない「自分」を磨いてくれることに繋がるんだと思います。いつしかそれが、人生を豊かにしてくれるのだと思います。
「短所は長所」
誰が考えたんでしょう、こんな良い言葉。
逆転の発想で考えると、子どもはみんな輝いています。そして、あなたも。
それでは、わが姉妹で検証してみたいと思います。
姉の弱点は掃除ができない!
私には一つ上の姉がいます。
その姉はむかしむかし・・・片づけが本当にできなくて、しかもお寝坊さんで、家に居ないか、または居ても寝てることが多い。
そのため、家事も協力的ではなく、居るか居ないか分からないという生活ぶりでした・・・。
ピークは中学生か高校生のとき。
・玄関に靴は脱ぎ放題。(一体、何足あるんや~って位に多い)
・着た服、ファッションショーの後の洋服は裏返しのまま部屋に放置。(洗濯した洋服なのか選別不能)
・化粧道具もそこらへんに髪の毛と共に存在。(歩くとこが無い)
・極度の怖がりで「隙間が怖い」と言い、隙間を無くすためにあらゆる物を隙間に押し込む押し込む
おかげで部屋は、隙間どころか狭苦しい部屋でした。私と共同で使っていたので、その汚い部屋は私の部屋でもあり、毎日大迷惑を食らっていました。(泣)
極めつけは、その散乱した部屋で物と物との間に見える弁当箱を発見・・まさかの中身有り!
姉がいないために、いつから放置されていたのか分からない例の物体を処理したのは私。(泣)
そんなこんなの毎日を続けてました。
そんな姉が整理アドバイザーに
姉がある日、結婚。
妊娠、出産を経て、子沢山で大忙しの毎日。
あの頃の姉と同一人物なのか、別人が乗り移ったのか、と疑うほど現在住んでいる家はとても綺麗。オッタマゲ~
- 子どもや夫のために早起きし朝食、弁当作り
- 整理収納のノウハウを学び、掃除のプロと呼ばれるアドバイザーの資格を取得
- 「物は少ないほうがいい」と断捨離に励む毎日
- 毎日の忙しさに学生時代の「恐怖心」はゼロ、隙間が空いており広々とした空間に
成長し、大人になった姉は学生の頃とは違う生活ぶりを発揮してます。
姉に学生のころの話を聞いてみると、「掃除ができない」という事実は認識しており、また本人が一番気にしていました。家族一同、掃除ができてないということを本人は認識していないと思っていましたので、認識していたことにまず驚き。w
もしかすると、学生の頃から「本当は変わりたい!」と思いつつ過ごしていたから、原動力を大きくしたのかもしれません。大人になったとき行努力し過ごした結果なのかもしれません。
今があるのは、弱点を改善したくて努力・勉強した結果です。
姉は昔からよく寝る人でした。そうです、お寝坊さんです。バイトも学校も遅刻常習犯。
そういったマイナスだった点も、子育て中の母にとってはプラスに変わることもあります。それは、時間が空いたときにすぐに睡眠をとることができ、体力の温存ができること。そのおかげで、自身の体調管理ができ常に健康体で早朝からの弁当作りができているのかもしれません。
すぐに眠れない人だっています。自分の枕で無いと、とても静かでないと、暗くないと眠れない人もいます。
昔から、どこでもいつでもすぐ寝れる姉の得意技(笑)を活かした子育て乗り切り法だ思います。
学生の頃の姉は、物に囲まれ苦しそうでした。ですが今は、毎日が子育て仕事と忙しく大変そうです。しかし、楽しそうです。
また片付けに関しては、今までの片付け方法が嫌だからできなかった。それを、勉強することで、アイディアを付け足し自分なりの片付け方法を確立。⇒楽しい♪に繋がったのかもしれません。
昔から誰に何を言われても片付けしようとしない姉ですからは、逆に言うと、誰に言われなくてもやりたいことをやるという、人目を気にしないタイプ。
片付けることは、別に誰かから褒められようとしているわけでもなく、自分がやりたくてやっていること。だから、継続していけるのだと思います。
子どもの時、親や兄弟の話を全く聞かなくても大丈夫。
苦手なことは実は本人が一番知ってます。「短所は長所」と唱えて、信じることが一番大切なのです。
妹は体が悲鳴をあげるほど病弱!
私には妹もいます。
妹は小学生・中学生と友達と活発に遊ぶこともなく、学校が休みの日はいつもお家で読書をしてました。
またかなり少食で、というかご飯を全く食べない日が続き点滴をするほど病弱な妹。
これは、メンタルの問題でもありますが今問題の学校の給食問題でもありました。学校の給食時間にいろいろあり、食べ物を一切受け付けなくなったのです。
かなり細くなった妹でした。母によると、街をあるけば皆が振り返るほどやせ細っていたとか・・。水分も食べ物も受け付けず、尿にたんぱくが出たりと体が悲鳴をあげるほどでした。
海外留学、ホストファミリー、食に関わる仕事へ
そんな病弱な妹が、高校1年生のとき海外に短期留学しました。
ほとんど友達とも遊ばない妹が突然の海外?!w
また留学生を受け入れるホストファミリーに積極的に手を挙げ、グローバルで頼もしい妹に変身。妹には隠された度胸がありました。
妹は、物静かで読書好き。
読書をすることで、いろんな人の人生を感じることができます。物静かな妹は、何も言わないだけで、心では大きな世界を作っていたのかもしれません。
あまり人と接しない、遊ばない、喋らないので、小学生・中学生は友達がいるのか家族に心配された妹です。
しかし、高校生からはその「自分」という世界を持っている性格で人を魅了したのか、現在は毎週のように友達に誘われているようで忙しそう。
食に関しては、現在食に関わる仕事に就くために大学で勉強中。いったいこれからどんな風に長所を発揮してくれるのか、姉として楽しみにしています。
小中学生で友達がおらず、いつも一人・・なんて悩みではないのが分かりますね。
ほかに夢中になれることがあるのは、自分を持ってる証拠。
体が悲鳴をあげるような経験も、多くの人が経験できない貴重な経験。同じように悩んでいる人の励ましには、同じ辛さをもつ人がいいのですから、辛い経験は無駄ではありません。その体験に意味を持てるよう、支えるのが家族の役割なんですね。
私と娘
実は私は小学生・中学生と学校が嫌いで不登校でした。「もう二度と学校へ行くもんか」
しかしその不登校の私が、社会人で再び学校へ通うことになりました。
私は学校でしている勉強は無意味としか思えませんでした。しかし、今通っている看護師になるための学校は、生理学であったり、心理教育であったり、ときには数学で点滴の計算をしますが、どれも私にとって楽しい勉強でした。
いつも教室に“私”の席が用意されていることを、嬉しく思いました。
このことを踏まえて、早い段階の例えば小学生の時点で弱点を嘆いたり、落ち込んだりするのはナンセンスだと思いました。
弱点は、まだ咲いてないつぼみの状態であって、その中には強みが隠されているのかも!と思います。
子育ての中に、子供のどうしても治したい!強要したい部分は出てくると思います。
しかし「短所は長所」と思うだけで、なぜか弱点を見ると微笑ましく思うようになりました(*^_^*)
学校ではシャイで自ら発表をあまりしない娘です。お家ではお笑いのような娘。
でも「こいつ、伸びしろ大きいなぁ〜(*^_^*)」
そのままでいいんだよ!とそう思うようになりました。
まとめ
弱点は個性のかたまり
早い段階で何事にも結果を求めると、持ってる力を発揮できなくなります。
親は、子どもの花が満開になるよう信じることが大切です!
だれかより飛び抜けて上手な事があるのと同じように、誰かより飛び抜けて下手な部分を自分の物にすると人生はかなりの確立で豊かになります。