学生カンファレンス

看護学生ケースカンファレンスまでの流れとコツ

記録と課題でいっぱいいっぱいになり、寝不足が続き、ブログお休みしてました。

ただいまー!

ケースカンファレンスを終えました!

ケースカンファレンスとは

ケースワークにおいて、ソーシャルワーカーや医師など援助に携わる者が集まって行う事例検討会。 引用/コトバンク

はい難しいですw

簡単にまとめると、医療関係者で集まって意見を言い合う会議みたいなもの。

 

ところで学生ケースカンファレンスは何するの

学生ケースカンファレンスでは、自分の受け持ち患者の看護上の問題、看護計画、その方法と根拠をグループメンバー、教員、実習指導者へ発表します。

看護学生が主になり受け持ち患者の看護問題を発表。それに対する看護計画をみんなで共有したり意見を交換して、良い医療・看護を展開すること❗️というイメージ。

実習の領域ごとに一度はケースカンファレンスをするのですが、発表原稿はもちろん配布資料やその他の発表に必要な書類一式は学生自身で準備するんですが大変で大変で(汗)寝不足の中夜中に準備するのがほんとに大変でした。

 

準備期間はどの実習でも平均4日

この4日間の間に、発表内容を作り上げれる位の情報を得る必要があります。

ということで、カルテの前でモタモタしていることも、患者様との雑談にヘラヘラ笑い、タラタラ話している暇もありません!!!

「痛み」一つに関しても、「どこがどのように痛いか」「どんな痛みか」「痛みがひどくなるのはどんな時か」「自分での対処法はあるのか」「夜は寝れているのか」「歩行に差し支えはないのか」

疾患とその症状に合わせて、情報収集の量はどんどん多くなっていきます。

ケースで質問攻めにあったとき答えられるようにしないといけないで、患者の全体を把握するよう学生は必死です。(泣)

 

前準備は大切

ある程度の疾患が前もって分かる場合は、カルテからの情報と本人から取る情報を分けて考えていた方が良いです。

情報収集し始めるとエンドレスなので前もってある程度の情報は決めていた方がいいです。その中でも電子カルテから取れることこ、患者本人から情報収集することを決めておくといいです。

電子カルテから収集

診断名、既往歴、治療、看護方針、治療の経過、入院前の生活、家族状況、リハビリ、内服薬・・・

他に、病気の告知状況、家族介護の有無、退院後の生活はどうなってる

本人から収集

痛みの程度、病気に対する思いや感情、態度、表情

追加で取る情報、取れない情報も出てくるだろうし、個別や状況によって変わってきます。

 

資料の準備で欠かせないプリンター

前にも説明しましたが、ケースカンファレンスでは自分の受け持ち患者に対する看護やその根拠と方法、今ケアする中で困っていること、悩んでいることを発表します。

カンファレンス資料はもちろん学生が準備します。寝不足でもおかまいない。

途中でインクが切れた夜中は最悪です。私は資料をすべてPDFへ変換し、夜中からコンビニで印刷することもありました。

ケースの日のに資料が準備されてない場合はケースをしません!ってことですから、実習単位が取れなくても文句はいえません。

人数分の資料を印刷してはホッチキスで止めって作業。私のプリンターは妙に丁寧で、印刷が遅いので結構時間がかかりました。

 

困っていることを発表してOK

今回終末期の患者を受け持つ私は、終末期看護は今回初体験でした。他メンバーの悩みも多く様々なので他学生、教員、実習指導者を巻き添えにして考える機会は本当に貴重です。

今回私の困っていること→がん末期の終末期の患者さんはどこかしら痛がります。

緩和ケア=苦痛の緩和です。

しかし、私たちの行う看護ケアで苦痛をもたらすのであれば、どこまでケアを実施すればよいのか考えなくてはいけません。

例えば、歯磨きしなければ感染を起こしてしまう・・・しかし、口を開けるだけでも苦しい状態の患者さん。

嚥下状態もよくないので、誤嚥してしまうと誤嚥性肺炎を起こす可能性もあります。どこまでのケアがこの患者さんに必要なのか、毎日悩みに悩みます。

手際よく素早く行わなければ体力も消耗します。私たち慣れていない学生は難しい看護ケアであることを実感します。そして根拠をもって看護ケアをする必要があります。

 

それをまとめて、ケースカンファレンスで意見すると、結構沢山の助言をいただくことができましたよ☆

助言・意見は自分なりに理解し、今後の看護計画にも入れ込んでいくことができます♪

わからないことは、素直にわかりません!といわないと、自分の睡眠時間もっと短くなっちゃいますから、ケースを有効に使いましょう!

睡眠時間

ケースカンファレンスは実習2週目の火曜日でした。

週末挟まっていたので、土日を使い資料を作りました。そのかいあってケースカンファレンス前日は睡眠3時間w

 

え??週末に作っているにも関わらず、どうして3時間かって?

患者さんの様態は毎日変化します。よって3~4日(土日挟んでいるので)病棟で患者さんををみていないので色んな情報が増えていたり減っていたりするんです。

月曜日に追加の情報をとり、削除したり追加したり。火曜日ケースカンファレンスに向けて最終的に手直しして資料を作ります。そうなると、そうなっちゃうんです。笑

だから週末に作る資料は、基本的な情報からどう分析していくか土台みたいなものだけを作ります。週末で土台を作れたからこそ良かった。土台をしっかり仕上げていなかったら、きっと私は一睡もせずに病棟へ行きさらに内容が薄いとダメだしされ、凹んでいたに違いありません。

さいごに

ケースカンファレンスが終わり、今週は落ち着くと思います。

帰校日と土日を使い、上手く睡眠不足を解消していと思っています。

ケースカンファレンスは成人看護学実習の評価の内容にも入っているので、避けて通れない道です。

頑張りましょう♪

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