受験

30代子持ちで看護学校受験しても大丈夫?と悩んでるあなたに朗報

子持ちの皆さんに朗報です。

子どもがいることがメリットになる!?

これは予備校に入学するまで知らなかった真実のお話です。

予備校に通う前の私は、子どもがいることは不利にしかならない!と信じていましたので、それはそれは困り果てていました。予備校に通うにしても、そのとき子どもと2人でアパートに住んでいたので、どんな生活で、お金は足りるだろうか、ととても心配な毎日で眉間にしわが寄った毎日を送っていました。周りに相談して「諦めなさい」と言われるのが怖くて誰にも相談はしたことがなかった小心者。

そして頭の悪い私が思いついたとっておきの策は・・「どうやって子どもを隠そうか。」w。

でも・・・・試験は子どもは関係ない・・面接で生活のことを聞かれたら子どもの存在はバレるし、提出書類には扶養家族に子どもを書かないといけない。どうにかして、書かないでもいい用紙は無いかと考え、もう少しで偽造・・するとこでした。w
今思うとほんとバカだなぁ。

 

よし!それで行ってみよう!と一念発起し、不安は持ちつつ予備校に通い始めました。

私の担任の先生は数学の担当で、授業は難しすぎて・・「はい?」のときもありましたが、人生の先輩だけあって、相談については親身にアドバイスをくれる優しい先生でした。担任の先生とは、授業が終わった後の時間に結構な頻度でお金、子ども、仕事と・・色々な相談をしていました。

 

信頼関係気づけてきたころ、一番不安に思う「子どもの存在」の相談をしました。「私は母子家庭で今後子どもを持ちながらだと色々厳しいんじゃないか・・・それに頭も悪いし・・・」と。すると先生は

「看護学校に入学するまでは、周りの若い子に比べると勉強時間、子育ての両立で確かに不利かもしれない。

だけど、看護学校に入学したらそれは有利になるんだよ。何言ってるの^^」

と笑ってくれました。頭悪いのは否定してくれよヾ(ーー )ォィ

そこからテンション上がった私は、モチベーションを上げながら受験を迎えました。今でもその先生には感謝しています。

有利になるのはズバリこれ!

経験

経験しよと思っても、簡単に経験できないことって沢山あります。

その中でも、間違えたら命を落とす可能性もあり、人生の分岐点になる妊娠・出産という貴重な経験。

また結婚、離婚も経験があるってことですね。もちろん、未婚出産も大切な経験。子どもを育てるために、金銭面、保育事情、裁判とか、子の戸籍とか社会のあらゆる情報を身に持ってわかる機会になるんですから。

その立派な経験は、「役に立つんだぞ!!」と先生は言い切っておられました。

 

 

看護学校入学後に感じたのは、小児・母性の時間では「それ知ってる!」ことも多く頭に入りやすかった。

小児授業では、風疹麻疹の症状、定期予防接種を覚えます!というか、覚えさせられますが、予防接種なんかはやってきたことなのでだいたい分かる。

母性では、妊婦検診は公費の妊婦検診の回数、妊婦検診の頻度は4週に1回がいつから、2週に1回の検診になるのは妊娠何週から~を覚えます。

細かいことは忘れてますが、一連の流れを知ってるのでイメージしやすい!また妊婦さん時代を思い出し、懐かしんだり♪・・と授業時間に妄想したり、楽しいですw

 

母性の実習はとてもきついと聞きました。

それは、出産を経験した人の親の気持ちに共感しなくてはいけないからだと思います。

出産直後は、気分も浮き沈みも激しく精神的に不安定になりやすいです。産んで育てて、やっと分かる親心なのでそりゃ~共感するの難しいですよね。だから子どもがいる分、実習で同じ境遇の人にあう機会があったら共感しやすいんです。

社会性

子どもは一人では育てられません。生まれる前から家族ケア、生まれたときの医療、周りからの祝福。子育てに辛いときには愚痴を聞いてくれる仲間。

挨拶程度の付き合いだった親戚が、赤ちゃんを見て「可愛い」と近づいてくる、話しかけられる。独身時代よりも、年齢幅広い人たちとの関わりが増え、今までとは違った知識を習得するきっかけになったり。

近所や公園でに連れ出すと、遊ぶ子どもたちを見ているママ同士でおしゃべりしたり、時には子どものために頭を下げることもあります。

そうやって親として、人としての器をいつの間にか大きくしてくれる子どもの存在。

子どもを育てているかのように思えて、実は、社会との結びつきを深くし、学び多き人生にしてくれてるのは子どものおかげ。子育ては親育ての意味は深い。

子どもたちには感謝ですよね、ありがとう。

やる気ありすぎ、必死すぎ

社会人は、高校卒に比べるとやる気あると感じます。中でも、社会人は授業時間眠らない、です!そして、テストでは上位成績になるって感じでした。

理由は、時間もお金も余裕無い、だからとにかく必死!w

私も時間を有効活用するために必死に頑張りました。

関連記事
→学校と子育て両立のコツ(宿題盛りだくさん編)
→予備校時代の偏差値公開

これは学校にとって、とっても良いこと。周りから見ても、「そこの学生は頑張ってるね」と評価されるからです。また、単位を落としたくない、留年もしたくないで、社会人は結構留年せず卒業までいけてます。(妊娠や病気などの体調不良が理由で、留年になることも在りますがほんの数人。)

看護学校はなるべく留年させたくありません。どうしてかって、次の年の入学者が減るからです。年間決まった人数を卒業させ、入学者を受け入れる。そうでないと金銭的に運営が厳しいのです。

 

親が目標に向かっているのを嫌がる子どもはいない。子どもは一番応援してくれます。モチベーションは常に上昇!やる気も継続。

人は限られた時間の方が頑張るそうです。時間に追われてるからメリハリがついて、集中力UP。

まとめ

  • 妊娠・出産・子育てという貴重な体験が今後に活かせる
  • 子育てにより社会性が身についている
  • やる気あり、周りへ良い影響と学校の評価を上げてる

学校に合格するまでは、確かに不利かもしれない。でも入学後は、一目置かれる存在に。

社会人を積極的に入学させようとする学校もあるようですので、子持ちでも大丈夫!

子どもがいることに自信を持って、夢に向かいましょう♪

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