とにかく歌声と楽曲に感動
アカペラ場面が何度かあります。その透き通った歌声に熱いメッセージを感じざるを得ない。あとサントラが、売れること間違いなし。
始まりは偏見・・?
夢を追うが失敗に終わるバーナム(主人公)・・・これだ!とひらめいたのは、見世物小屋!?てきなショーをすること。
「ユニークな人募集」と呼びかけ、いわゆる見た目に捕らわれた人を採用して人集め。
物珍しい人見たさに、客を集めるところから話が展開していきます。
強制ではなくきちんと同意を得て、バーナムは一人一人に丁寧に関わります。
バーナムのおかげで、居場所ができた彼ら(集められたユニークな人々)。
とにかく、偏見ちっくに感じる私はさておき。
彼らは、同じような仲間の中で、「自分は自分」を取り戻していきます。
バーナムが見捨てられなかった不思議。
バーナム、やっちゃったね。
どれだけ客が入っても、上流階級のお客がショーにやってこない。
子どもの頃に貧乏だったしこりが消えないバーナムは、どうしても目の前の成功に満ち足りず、本物になりたがります。
「偽者、偽者」言われているこの立場をどうにかしたくて、やっと本物を見つけます。
オペラ歌手のジェニー・リンド招いての講演を提案。
公園の日。バーナムの仲間たちは立ち見席で鑑賞。そして、講演は大成功。
しかし、この後のパーティーでは、彼らは(ユニークな仲間たち)を入れず、少し時間があるにも関らず「ショーがあるだろう」とドアを閉めます。
この彼らの悲しい気持ち。顔からヒシヒシと伝わってきます。
その後ですが、バーナムはオペラ歌手とツアーを組み出て行きます。
その後も厄介続きで、ショー会場が燃え、妻には出て行かれるのですが
やっぱり助けてくれたのは彼ら(ユニークな仲間たち)。
「あなたが、私たちに居場所を作ってくれた。家族だ」と。
なんて心の優しい人たち。
金と女に溺れたバーナムめっ!見捨てられなかったのが、すごい。
主人公が2人いる感じがした
バーナムの相棒フィリップ・カーライル。
こちらも、恋の予感。ステキな恋です。
最初見たときは、やなやつだったけど、終盤からはバーナムより良い安定感。
頑張れ~!と応援したくなります。いい奴だったじゃん!
女なら、皆がキュンキュンしたはずだ!
まとめ
つまり、私は突っ込みたくなるとこ満載の映画だと感じました。
でも内容や、出演は感動します。
「普通」っていう偏見を捨てよう。
「みんな違ってる、だからみんないい」
「欲張らず、今目の前にある幸せを感じる」
「恋っていいな」
そう思わせてくれる映画でした。