「コウノドリ」第2話
アラスジ
産婦人科医の鴻鳥サクラ（綾野剛）、四宮春樹（星野源）、新米産婦人科医の下屋加江（松岡茉優）をはじめ、新生児科医の今橋貴之（大森南朋）、白川領（坂口健太郎）、助産師長の小松留美子（吉田羊）らが参加する周産期母子医療センターの合同カンファレンス中に、救命救急医の加瀬宏（平山祐介）が飛び込んできた。交通事故にあった臨月を間近に控える妊婦が5分後に運ばれてくるという。
運ばれてきた妊婦・永井晴美（川村ゆきえ）は、頭部の外傷がひどく意識不明の状態だが、胎児の心音に異常はない。サクラは赤ちゃんが元気なうちに帝王切開に持ち込むことを提案するが、救命救急の加瀬にとって一番に優先すべきことは患者の命を救うこと。出産させることで母体の容態が急変するかもしれないと懸念しサクラの提案を跳ね除ける。そこへ職場から駆けつけた晴美の夫・浩之（小栗旬）は、加瀬から晴美の容態の説明を受けるが、あまりに突然のことで事態が飲みこめない。ICUにいる晴美の姿を見て呆然と立ち尽くす浩之。サクラは晴美とお腹の赤ちゃんの状況を冷静に説明し、浩之にある過酷な選択を迫る。──命の現場で突きつけられる過酷な選択とは？
晴美とお腹の赤ちゃんの命は助かるのか？引用／TBS金曜ドラマコウノドリ
時間だけが過ぎていく
第2話は「答えのない選択」
交通事故で頭を強打し搬送される妊婦さん（妊娠36週）
重症頭部外傷で緊急開頭手術を受けるが、脳自体の損傷が広範囲で脳の腫れがひどく意識が戻る確立がきわめて低い状態。
救命救急の医師は「母体の命が最優先ー助かる確率が1％でも残っているなら諦めない」
しかし「産科医は赤ちゃんの命も最優先、母体が急変しないうちに帝王切開に」
と言い争いが勃発します。
スペシャリストの二人がこんなにも熱く言い合うのってステキですね！医師のプロ精神・・・尊敬します。
そうこうするうちに、連絡を受けて会社から直行するパパ。説明をする救命救急の先生の真剣な表情。最初は「大丈夫ですよね」と言っているパパだが、医師たちの曇った顔に現実味が帯びてきます。。容態が急変することも考え、ママか赤ちゃんがどちらを優先するかの酷な判断がパパにつきつけられます。
幸せな家庭が一変
妊娠36週。赤ちゃんとママと幸せな家庭が待っていた矢先の出来事に、胸が苦しくなりました。
あまりの突然の出来事に現実味を感じないが正常な反応だと思います。しかし、もし母体が急変したことを考えると、一刻を争います。このあと、緊急事態に備えコウノドリ先生が酷な判断をパパに突きつけます。
「奥さんと赤ちゃんどちらを優先しますか？」
下屋先生は今言う時ではない。と反論していますが、これが現実なのだと受けとめるためにも厳しいお言葉は必要ですよね。（泣）
どちらの命が優先かなんて判断に、冷静な考えができなくて当然です。しかし、いつまでも、避けてはいれません・・・。時間はどんどん過ぎていきます。
パパが「医者なら晴美（奥さん）も赤ちゃんも助けろよ！」と言うシーン。きっと私も同じことを言うと思います。
突然の出来事に冷静でいられない
私が看護助手としてICUに勤務していたとき、交通事故で10代から80代まで様々な方が搬送されてきていました。救急で命は取りとめたもののICUで治療の甲斐も虚しく亡くなる方たちを見て、人身事故は本当に恐ろしい、人はこうも簡単に亡くなってしまうのかと感じたあの頃を思い出しました。
ICUでは交通事故で運ばれてきて、一命は取りとめ容態が安定したかと思いきや、夜中に急変。そのままお亡くなりになる方もいました。一刻も早く、パパの判断が必要だったんですね。
私の出会った方たちの中に、妊婦さんで交通事故にあった方はいませんでしたが、突然の事故や意識不明に陥った人が大切な人であることは変わらないです。
亡くなる人を目の前に、本当に本当に残された家族の悲しみは癒えません。
それでも、医療者が携わるのは退院の日まで。その後の悲しみや、その突然の出来事をその後も背負っていく・・・直ぐに受け止められなくて当然です。
見ていて辛いです。
皆さん毎日安全運転を心がけてください！
第2話は絶対パパになる男性見て！
この第2話はぜひとも男性に見てほしいですね！！！彼女・奥さんが妊娠しても、浮気したり遊びにいったり飲んだくれたり・・・人事のように思っている男性郡（怒）
赤ちゃんに何かの異常がみつかっても「大丈夫」と簡単に口に出したり、最終的に全ての判断を奥様に委ねる男性。
違う人もいます・・・紳士のみなさんごめんなさい。
必死になって考えることが少ない男性に考えてほしい。そして、見てほしい。
パパ：「どうしてはるみだけこどもを産むのに命かけなきゃいけないんですか」
コウノドリ先生：「どんなお産も100％安全ではありません」「赤ちゃんを産むということは誰にとっても命がけなんです」
妊娠する事は奇跡、そして妊娠中は命を育み、出産は命がけということを。
女性は子どもを産むのが「普通」ではないってことを。
世の男性にもっともっと深く考えてほしいと思います！
子どもを残して逝く母親
子どもを持つ親としてこんなにも悲しいことはないでしょう。（泣）
子どもの成長が見れない。（泣）抱っこできない（泣）
私はこの第2話がドラマの中でも一番印象的でした。ママの気持ちを思うと胸が苦しくなります。今わがままな子どもが側にいて幸せだと感じることのできました。
安易に子どもがほしいと思わない
娘は6歳。一人っ子。最近また「兄弟がほしい」と言ったりします。
その時に、「兄弟ほしいなぁ」なんて 安易に思わないことが大切なんだと思いました。 出産は命がけだし、今回もまた無事に産めるとは限らない。 今いる娘 残して死ぬわけにもいかない 。
欲しいから赤ちゃんを産むんじゃなくて、赤ちゃんは授かり物 ということをよ～くよ～く考えさせられました。
「死ぬ気でこの人の赤ちゃんを産みたい」と思える人が現れるまで、今のままでいいんだ！と思いました☆
さいごに
第2話強烈に泣く。これからパパになる男性にみてほしい。
そして、安全運転で交通事故と悲しむ人を減らしましょう。
