こんにちは。あんこです
看護師になって早8年が経ちました。
転職したいなとハローワークの求人を眺めていますと、求人いっぱいあるんです。
シングルマザーで看護師になって、つい最近再婚しましたが産休育休も取得できてました。転職したければ求人も多数ある。
心からホッと吐息が聞こえるように、看護師を選んでよかったなぁと感じるこの頃。
子供と苦しい節約生活に先の見えない不安だけが、リアルに想像できる日々からの脱出を実感しています。
もしも今離婚することになっても、稼ぐ力はあるし、旦那にすがるような気持ちでいることもなく、夫婦関係も対等だと思って過ごせています。一体、何組の夫婦が、お金問題で離婚できずにいるんだろう。
自分の人生の満足度を上げるためにも、女性も稼ぐ力は必要ですね。
なので、本日はシングルマザーが看護師になるまでの記事をまとめたいと思います。このブログも立ち上げて10年。全然まとめることもできずにいましたので、サッと読めるようにしたいと思います。
もくじ
はじめに
看護師は、ただの仕事ではありません。
国家資格でありながら、働き方の自由度が高く、全国どこでも必要とされる一生物の国家資格です。
シングルマザーであればなおさら、収入の安定。また夜勤なし、日祝休み、などの働き方も選べるため最強資格と言っても過言ではありません。
「今さら無理」「時間もないし」そう思う方の右方が多いです。しかし、実際に資格を取得して働いている方が何百人といます。
今回、看護師資格がなぜジングルマザーに良いのか、またどうすれば目指していけるか?を分かりやすくお伝えしたいと思います。
記事を読み終える頃には、目指すべき道が少しでも見えていると嬉しいです。
過去記事→社会人から看護師がいい!3つの理由
なぜ看護師資格がシングルマザーに向いているのか
生活が安定
一番大事な給料のお話から。看護師の平均年収は500万前後だとあります。経験年数と地域にも左右されますが、女性が稼ぐ平均年収では高い部類に入るため生活の安定につながります。
シングルマザーというと、水商売している女性も多いのではないでしょうか。
水商売で時給は高いといえども、月に決まった固定の給料ではありませんね。でも、いつもの倍の給料をもらうこともある。私も働いていた過去があります。
一種のギャンブルのような給料では、独身ならばいいですが、子供がいる人にはお勧めしません。
派遣社員やアルバイトなどもそうですが、自身の体調不良や急な病気、子供の風邪などで休めばそれなりに給料も減ります。
断然、看護師は正社員で雇う先が多いので正社員になることができます。正社員はボーナスも有給あるし、子供の看護休暇、自身の病休もあります。その点、働き方はフルタイムにはなりますが、生活費は潤います。
過去記事→厳しい生活。現状を変えたいなら行動するべき
子育てと両立しやすい職場
看護師は病院だけでなく、老人ホーム、ディサービス、訪問看護、市役所、保育園と看護師でありながら、職種が全く異なる場所での勤務が可能です。もちろん土日祝日休みなど、希望を叶えてくれる場所があります。
病院内に保育所が設置されていたり、病児専用の保育所を持っている病院もあります。
育児休暇が最長で3年あるところ、育児時短制度を導入している病院もあります。
そして女性が多いこともあり、子育てに理解を示してくれる方も意外に多いのが私が看護師になってから知ったこと。
地域の看護協会でブランク者向けの講習をしているなど、育児でのブランクがあっても職場復帰しやすい環境も作られています。
全国どこでも働ける
日本全国、離島にも病院やクリニックがある。
どこに引越ししても職場はあります。
慢性的な看護師不足という深刻な問題ありますが、そのおかげで常に全国で求人が出ています。
子供に合わせて引っ越しもできるし、実家に帰省することもできる。
どこでも再就職しやすいのは、シングルマザーにとって大きな強みとなります。
シングルマザーで看護師を目指すには
結論は、高校卒業資格があり、3〜4年学校に通うことで資格取得できます。学費と年数がそれぞれ違いますが、看護専門学校、短期大学、看護大学があります。
まずは、高校卒業資格があるか。それをクリアしたなら次にお金について。
制度・支援をフル活用
シングルマザー向けの経済支援制度があります。
・母子家庭自立支援給付金
・高等職業訓練給付金(私はこちらでだいぶお世話になりました。)
過去記事はこちら→シングルマザーで生活費苦渋中の方に朗報。迷わず看護学校へ行ける給付金について
奨学金制度もあります。
・日本学生支援機構の奨学金
・地域の奨学金(私はこちらを使用)
・病院奨学金制度
過去記事は→病院奨学金はおすすめ、実はデメリットはありません。
意外にもお金面は助けてくれる制度が充実しているのが今の世の中。
実際に高等職業訓練給付金をもらいながら生活していた時の記事
→実家出たら高等職業訓練給付金の支給3万円増えた
→高等職業訓練給付金を使ってスキルアップしよう
母子家庭で、学生ということで、申請することで免除される幾つかの制度もあります。
- 所得に応じて国民保険料の軽減
- 国民年金の学生猶予または免除
- 県民税・住民税の非課税措置
- 保育料の軽減または免除
- 就労援助制度
正社員でフルタイムで働くと、給料天引きのことが多く知らないであろう税金が引かれています。学生になり収入が一定以下になった場合、国の支援で免除もしくは低減となります。こういった制度は、できる限りフルで活用していきましょう。
学校生活と子育て
子育てとの両立は可能だろうか?この問題にぶち当たるであろうことは、看護学校入学前からわかっていることである。
子供の送迎は可能だろうか。
宿題や実習に追われて子供との時間はあるだろうか。
体力はついていけるか。
実際に、子供がいて学校に通うことは1人では成し遂げきれません。周りの協力が必要となってきます。
必ずしも両親でなくていい、地域のファミリーサポートや友人、近所の方など、誰でもいいです。病児保育やデイケア、ベビーシッター、子育て交流会の公民館などでもいいです。学童でも、一時預かりでも良いです。
とにかく一人でも多く子育てに協力してくれそうな場所、人、環境の情報収集をしてほしいと思います。
それから、使うかどうかはその時次第。
結論は、子育ての両立ではなく、協立。
そして子供との時間は量ではなく質で考えること。
親が夢を追うまたとない期間を大事に、子供と過ごすことです。子供は親が頑張っている姿を見て、必ず応援してくれます。私自身、一番の味方が実は子供であったことに気づくこととなりました。
看護学校に通わなければわからなかったであろう、子供の素直で純粋に人を応援する気持ち。
子育てといいながら、親として人としてお互いに心を育んだ時期でもありました。
シングルマザー看護学生だった私の学校生活1日を解説(実習中偏)
学校選び
通学距離が近い学校、子育て支援のある学校をまず第一にできたらいいですね。
毎日通うことになるので、楽に通える距離にある学校が一番のおすすめ。
そして、オープンキャンパスに参加し子持ちの学生がいるかどうかを尋ねてください。子持ち社会人を応援してくれる学校かどうか。子育て中の方を支援する学校が必ずあります。子育てに理解のある学校を探すのも、大切なことです。
過去記事はこちら→自分に合った失敗しない看護学校の選び方!
資格取得までのステップ
3年間の看護学校に通いストレートに資格取得できるのが良いですが、時間的・経済的に一気に目指すのが難しい場合は、循環器から正看護師になる道もあります。
准看護師養成校(2年間)に通ったのち、進学コースで正看護師を目指す(2年間)
合計4年間はかかりますが、働きながら目指せるので収入が維持できます。
だが一定の収入以下ならば、税の低減措置があります。収入を一旦ゼロとしたほうが税金対策となる場合もあります。
どちらが良いということはなく、生活スタイルに合わせて検討していきたいところです。
3年間の学校生活
私は3年間の看護専門学校へ行きました。
学校生活はもちろん忙しく、でも充実した日々を送りました。
子育て中ってこともあり、子供の年齢が上がるにつれて楽になるように感じました。3年生になると子供もも3歳大きくなっていて学校生活の容量も掴めてきている。だからなのか、1年生の時が一番きつかったです。
1年生のは手探り状態の人間関係なので、若干人見知りする私には辛かったです。
私の場合は、予備校時代から一緒で、看護学生時代にさらに仲良くなったお友達と、今でも仲良しです。
お互いに「あなたが居たから看護学校卒業できた」なんて時々感謝しあっています。笑
仲の良いお友達は、めちゃくちゃ心の支えとなり、看護学校生活では重要です。
必ず仲良くなれる方がいますので、友情を大切に過ごしてください。
子供を抱えて学生へ。看護師になって初めての安心
子供を抱えて、さらにシングルマザー、看護学校に行くこと自体を反対されることもあると思います。
が、しかし、今の生活で生きるのに必死であれば、必ずステップアップが必要です。
子供が20歳になるまで、今の生活で大丈夫ですか?
子供が巣立った後の50年間、親である私たちが、子供へ人生の楽しさを教えることはできそうですか?
過去記事→子どものために夢を諦めるのは論外。
資料請求
マイナビやココカラ進路で資料請求できます。
オープンキャンパスに行くとパンフレットもあります!
最後に
シングルマザーという状況ですでに毎日の生活に溺れそうな状態なら、看護師として働いてみたい、のであればせび看護学校に通学することをお勧めします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。