医療知識

コロナ感染⁉︎家族がいるのに自宅療養が決まったら気をつけること

コロナ自宅療養

先日、コロナ陽性となり自宅療養していたあんこです☆もう今は職場復帰もし日常に戻りつつあります☺️自宅療養できるぐらい軽症とはいえ、発症から3〜4日間ほど身動きできず倦怠感もあり、体調が回復していくと今度はメンタルの落ち込みがあり 身体的にも精神的にも辛い自宅療養でした。

詳しくはこちらの記事へ→コロナ感染。初期症状/自宅療養/メンタルについて

実はコロナ陽性反応が出たとき、小学生の娘と住んでいました。もうすでに濃厚接触者にあたる娘を実家に預けることができず、私の陽性判明後5日間一緒に暮らしました。数日は一緒に過ごした娘は不幸中の幸いで、PCR検査を受け、結果陰性。今も元気に過ごしています。

 

自宅療養は 家族へ感染してしまわないか・・それが1番の心配ですね。

困ったママ
困ったママ
家族へのコロナ感染は防ぎたい!と思いながらも一緒に暮らさざるを負えないこの状況はとても不安です

分かります・・。私も常に不安を抱えたまま娘と生活を共にしていました。

正しい知識を持ち 正しく恐れること

私はコロナ患者さん対応で感染しています。感染したのは、あの時だろうな・・と思われる事があります。感染対策としては甘かったと思う事があり、やってしまったーという感じです。

感染してしまったことは事実。その経験を生かしではないですが、知識を持って家族への家庭内感染を防ぐのみだと思っていました。

今はコロナ感染し大変だと思います。外出禁止だし精神的にも辛い。そんな中、家族へコロナ感染すると考えるだけで、メンタル病んじゃいますね。

コロナに対する無知識が 極端に感染を恐れる原因となっています。

特に持病を持っている人、糖尿病、肥満傾向のなど基礎疾患のある人は、重症化リスクがあります。感染してしまうと今は面会もできない状況の中入院となります。恐れて当然です。ただ、正しい知識を持っていることで正しく恐れることができます。

極端に怖がる必要はなく、正しい知識を持って正しく恐れる。家庭内感染を防ぐにはコロナウイルスに対する知識が必要です。

家庭内感染を防ぐ!!

厚生労働省からコロナウイルス感染が疑われる人がいる場合での家庭内での注意事項が挙げれています。以下

ご家族に新型コロナウイルスの感染が疑われる人(以下、感染者)がいる場合、同居のご家族は以下の点に注意してください。

1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
3.できるだけ全員がマスクを使用する
4.小まめにうがい・手洗いをする
5.日中はできるだけ換気をする。
6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
7.汚れたリネン、衣服を洗濯する
8.ゴミは密閉して捨てる

まず基本知識

家庭内感染を防ぐには接触感染を防ぐことから!と言うのは家庭内感染の主な原因は接触感染だからです。そこで登場するのがアルコール✨

アルコール消毒でウイルスが死ぬの?

ウイルスが死ぬわけではなく、ウイルスを無毒化すると言ったほうが正しいのです。

新型コロナウイルスはエンベロープという脂質でできた膜を持っているウイルスです。アルコールはこのエンベロープという膜を壊すことができます。膜が壊れたウイルスは弱ってしまうので、体内に入っても悪さをしません。これがウイルスの無毒化というわけ。

また手洗いも有効で、手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんで洗い、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らすことができます。

接触感染を減らすには アルコールによってウイルスの壁を壊し無毒化するか 流水でウイルスを洗い流すかのどちらかが大切だと言うこと☺️

接触感染を防ぐには消毒です。ウイルスを無毒化してやりましょう!!!!

⚠️ウイルスの中でもノロウイルス・ロタウイルスなどアルコールに効きの悪いウイルスもいます。こちらは次亜塩素酸ナトリウムまたは手洗いが有効です。

感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける

  • お互いの立入禁止区域を作る(居場所作り)

コロナ家庭内隔離の大前提は、お部屋自体を分けること。ですが・・・そんなに何個も部屋は無い 広くもない、テレビもトイレも共有というご家庭の方が多いと思います。私も部屋を分けることは厳しいので、居場所を分けました。それぞれの居場所を作るのです。

そこの場所にはお互い近づかない。どうしても侵入する時は、アルコールで手指消毒の徹底してから入る。

まるで手術室に入るかのようにどこにも触れず 用が済んだら速やかに退出することです。

感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする

家族全員で世話した場合 もしも感染してしまったってことを考えると分かると思います。家庭内感染で全員が感染してしまうと、もはや世話する人がいないので、自宅療養は厳しくなってしまいます。

もっと怖い話をすると、家族とは言っても入院すると個別に個室隔離。お互いの状況がわからないままコロナ入院生活を送ることになります。家族内感染でご高齢者に感染すると重篤化するリスクは高いですね。家族が離れ離れになってしまいます・・。それは避けたいところです😢

感染者の世話をする人は、基礎疾患のない体力に自信のある方。コロナウイルス・感染予防に対して自分を守るための知識を身につけている方が望ましいです。

できるだけ全員がマスクを使用する

できるだけ・・・ですか?

人それぞれ できるだけ の感覚が違うと思うので、そんな曖昧な言い方では しない人が多いと思いますが?って思っちゃいます😅

ってことでここで私が言い切ります!感染者が大人の場合は24時時間マスク装着。もちろん寝る時もマスクを外さずにいましょう。寝ているときに無意識に咳が出ることもありますし・・そして、できることなら一緒に暮らす感染していない家族も着用するのが良いです。

もし子供が感染者である場合、マスクを24時間着用することは難しいと思います。その場合は、大人がマスクを常時着用し感染対策を徹底していきましょう。

小まめにうがい・手洗いをする

医療関係者ならお分かだろう「手指衛生5つのタイミング」と言われる手指を消毒するタイミングあります。小まめにと言われてもわからない人必見!こちらです。

手指衛生5つのタイミング

患者さんへの感染予防、自分を守るためのタイミングとして推奨されているのですが、これを知っていたからなのか私は家庭内で消毒のタイミングを迷うことはありませんでした。

②清潔無菌操作をする前??というのは 医療系でない方にはわかりにくいと思います。細菌やウイルスを体内に入れないためにと考えると分かりやすい思います。例えば 家庭内では、お料理前後に消毒を行うと良いですね👍

ご飯は直接口に入れるものなので、一人づつ取分けて同じお皿から食べないように☺️お茶碗もしっかり洗えば大丈夫とありますが、療養中はなるべくはお皿を決めて一人で使った方がいいです⭐️

日中はできるだけ換気をする

私の場合 窓という窓はずっと開放、扇風機を換気扇のように24時間動かし続けました。

冬は寒さで厳しいと思いますので、24時間とまではいかないので日中は換気。防犯上、換気が難しい場合は キッチンの換気扇を回す トイレの換気扇を回す などの工夫が必要です。飛沫感染を防ぐには、やっぱり空気の入れ替えは大切。

取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する

  • トイレは面倒でも毎回必ず消毒

まだ研究の真っ只中ではありますが、尿・ベンからもコロナウイルスが検出されたと報告があるようです。あとで不安になるよりも、知っている知識を生かし適切なタイミングで消毒していきましょう。

まず、トイレに入って用を足したら、蓋を閉めて流します。その後トイレレバー・蓋を閉めるときに触ったところ、蓋の内側、便器、床、電気のスイッチをアルコール消毒します。トイレットペーパーは分けて使用。

  • ドアなどは全開にしお互いが触る場所を減らす

ドアノブを極力触らないようにするためドアなどの扉はほとんど人が通れるくらいに開けっぱにしてました笑。換気にもなりますし、おすすめ。

私の場合ですが、トイレにおいては、娘が用を足したあとはレバーを触らないよう 流さないよう話しました。できる範囲でお試しあれw

  • 洗えない物で共有する物品は分ける(トイレットペーパーやティッシュ)

共有物品は分けるのが鉄則。ティッシュなど1枚取ればいいのですが、その後直接顔に持って行くものであり、ウイルスという見えないものと戦う身にしてはリスク高め。知らずに箱に手が触れている可能性もあるので物品を分けておくのが無難。

意外と慣れてしまっていますが、スマホなども共有で触らないように!!スマホには意外と菌・ウイルスが多量に付着しています。頻回にアルコール消毒することをおすすめ。

日頃は私のスマホでTikTok見たりしている娘ですが、私のコロナ療養中の間はスマホは触らせませんでした。その変わりiPadを娘に貸して 私は一切iPadは触りませんでした。

 

  • 布団・枕などの寝具・衣類は共有しない

枕や布団も共有せず、別ベットで寝ることが望ましいですが。別にない場合は、頭違いで寝ること。私の場合もセミダブルベットに娘と2人、頭違いで寝てました。

汚れたリネン、衣服を洗濯する

いや、これは当たり前ですが。笑

私の場合、衣類は私のものも子供の洗濯もまとめて洗濯機で一緒に洗ってました。普段と同じようにしましたが、気をつけたのは洗濯前後の手指消毒。

清潔な手で洗濯を干し、手指消毒して洗濯を取り込む。こちらは普通のようにで良いかと思います。

ゴミは密閉して捨てる

マスクを捨てる時、鼻水がついたテイッシュ など感染者の体液(涙・汗以外の体から出る液)が着いていると思われるものは 感染源になるのですぐにポイです。そして、ゴミ回収する方々のことを考え、それなりにしっかり結んで捨ててください☺️

まとめ

あ、あの時もっと感染対策に対して知識があれば・・・なんて後悔したくないですね。自宅療養は短くでも10日間あります。短いようで長い療養生活中、少しでも助けになれればと思い記事にしました。

以上にあげた感染対策は100%大丈夫とは言い切れるものではありません。しかし、この状況の中で感染リスクを最低レベルまで落としたい思う気持ちは誰もが持っていると思います。

もしも「こんな場合は?」など質問あればお気軽にコメントしてください☺️

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