看護師国家試験を勉強していると、日頃の生活にかなり実用的な知識があると感じます。例えば、火傷の手当てや、緊急度の判定の知識があれば、適正な救急受診ができるようになるのではないか?一家に一人の看護師!時代になれば、医療費の削減につながるんじゃないかと思ったり。
ところで、看護師国家試験対策で勉強していると、所得と生活習慣の調査である事実が判明したことが分かりました。この情報は私の日ごろの生活で「そうだったのか!」とスッと気持ち入ってきましたので今回記事にしようと思いました。それは、
貧乏ほど喫煙率が高い!という事実です。
タバコは百害あって一利なし。これを期に、喫煙してみてはいかがでしょうか?
もくじ
所得と生活習慣・食生活に関する調査
低所得者ほど習慣的に喫煙している
所得の高い世帯と低い世帯を比べた調査で、習慣的に喫煙している者の割合が高いのは低所得者世帯ということが分かりました!
タバコって昔と比べ徐々に値上がりしてますね。一食分のご飯代になるくらいの費用だと思います。
私の周りでも「お金がないのよ。」と言いながら、タバコをプカプカしている人います。その人を見ると「お金あるじゃん・・・」と思う私です。そもそも、お金がないのにタバコを買えるってこは私には理解しがたいこと。
私は喫煙している女友達に、肺がんになるまでの過程や美容に関することを、しつこく説明していますが、残念ながら禁煙を始めてくれた友達はいません。
女の子は彼氏に「止めろ」と言われたか、妊娠などのきっかけがないと止めれないみたいですね。
タバコの依存性は怖いものです!
低所得者は健康診断未受診
お金がないと情報量が少なく、無料で受けれる検診があることが分からないこともあるんです。
もうすでに、体調が悪くて検診に行くことができない。とか、無料の検診で精密検査に引っかかったところで、精密検査の費用がないとか。
生活保護なので費用はタダだけど、肩身狭くて公の場に出れない。
健康診断の受診は、低所得者にとって住みにくい現状がそうさせてるとも感じます。これは社会の問題。
この両者が負のスパイラル
健康被害の多い喫煙と、検診未受診の関係
喫煙していて、さらに検診は未受診。肺がんや慢性的な気管支疾患になって気づくパターンではないでしょうか。
早期に発見できたら、生活習慣や内服で治療できそうだけど、肺がんにでもなれば手術の費用、薬剤費、抗がん剤などの治療費。診察代、検査費、入院費、通院費、と費用は膨れ上がっていきます。
そして、生活保護だと助成金があるし、高額であれば高額医療費給付金の適用・・・。
喫煙と検診未受診による国の医療費は圧迫する一方。
タバコ=カッコイイ時代が幕を閉じる
バブル期
確かにタバコを吸っている男のその姿は、かっこよかったですよ。でもそれは、一昔前のバブル期の話。
バブル時代は、男の価値は乗っている車で判断されていた。
80年代の若者といえば、何はともあれクルマ。いいクルマに乗ることは、若者のみならず男の憧れであり、今では考えられないステイタス。
と、同時に車同様にタバコも憧れの存在でした。
カッコイイ車+タバコのセットは男のロマン。
しかし、今の時代車で男の価値は評価しないです。というか、評価しずらくなったのですね。評価基準が大幅に広がり、生きにくくなったこの社会で、どれだけ家庭・女性を守っていけるか・・・そうゆうことに、評価基準が移ってきたのではないでしょうか。
喫煙者を見る目の変化
タバコも車のように、評価基準が年々変わってきているのが現実です。今の喫煙者は次の3パターンのうちどれかと見られています。
「意志が弱い」
「単純にニコチン依存」
「自分に酔ってる」
「タバコやめたいけど・・・やめれないんだよね。」
は男性として一番残念な発言ってことに気づいてますか?
よく聞く言葉ですが、これに対して「カッコイイ」なんて思う女性はまずいません。
「やめたいけど、(意志か弱くて)やめられないんだよね。」
「やめたいけど、(他にやることなくて暇だから)つい吸っちゃうんだよね。」
「友達が吸っていると、お酒を飲むと吸いたくなる。(俺ってカッコイイだろうって自分に酔いたくなっちゃうんだよね)」
こんな退屈な男性と、自分の時間を割いてまで会いたいと思う人いるのでしょうか?
退屈な男性と思われている可能性大です。
所得によって歯の本数が違う
はい!鏡で歯の本数を数えて見ましょう!
歯の本数が20本未満の者の割り合いが、低所得者に多いそうです。あなたは大丈夫?
看護師国家試験対策
習慣的に喫煙している者の割合は、19.6%
100人いたら約19人が吸っている・・・フムフム。意外と多くない。
性別にみると、男性を100%と考えたとき32.3%
女性8.5%となっています
年代別でみると男女共に30~39歳が多いです。私ら年代!ちょうどバブル期で、タバコが流行った時期とその下の年代であり、先輩を真似て喫煙を始めたのでしょうか。
30歳以下の世代ではタバコが害であることにもう気付いています。
タバコの税金がどんどんあがり、この調子で、喫煙者が減ってくれることを期待しています。
まとめ
タバコはかっこいいという男の象徴ではなく、残念なことに貧乏という枠の中に入ってきました。
もうタバコに依存しているなんて古いですよ。タバコを吸うから貧乏なのか、貧乏だからタバコを吸うのかは分かりません。しかし、タバコが体にとって有害なのは昔からかわりません。
何のステイタスにもならないタバコをやめる気になりましたか?
参考/2014年(平成26年)健康増進法による国民健康・栄養調査