学費

看護学校、単位を落として留年する学生多いです。学費や就職はどうなる?

看護学校といえば「実習、寝れない、キツい」が思い浮かびますね。しかし、実習以外の普段の学校生活でも意外と厳しい生活なのです。それは・・

シンママナース
シンママナース
単位はひとつ残らず取る、それができなければ留年です

ひとつ残らず・・・すべてが必修科目なのできついんです。

看護学校へ行き単位を取得し国家試験を受けて看護師免許を取得して、ようやく看護師になります。それを少し遠周りさせてしまう留年はできるだけ避けたいですね。

 

ひとつ残らず単位を取らなければいけない

一般大学のように「落としてもいい教科」がありません。一つも落とさず単位を取得することが厚生労働省からあの命令?です。

看護学生1年生は基礎をしっかり身につけるために座学が多い、その分取得する単位も多くなります。

だから1年生の内に、しっかり勉強する生活にシフトチェンジ!する必要があります。

2、3年生と学年が上がっていくと、座学が減り実習が増えてきます。しかし、実習中にも授業・試験があります。もちろん落としてはいけない教科です。

実習しながらの試験は正直きついです。

 

看護学校では鬼のように勉強が必要ですが、真面目すぎると時間足りなくなります。だから・・

私
学生の間は試験内容を丸暗記!とにかく単位をとるのを目標に

 

1つ単位を落とすと留年が確定

1つ単位を落とすと、もはや学校に行く意味がありません。

というのは、看護学は徐々に段階を追ってレベルが上がるようになっているので、まず基礎看護という一番最初の単位を取らないと、成人看護や老年看護などの次レベルの授業さえも受ける資格がないのです。

だから、基礎看護の単位を取得できなかたったら留年します。

しかし、基礎の勉強ですのでそこまで難易度は高くないと思います。先生の話を聞いて、提出期限を守ればよほどのことがない限り大丈夫!

 

単位を落とす意外な理由

看護学校は勉強以外でも留年する理由があります。

  • 個人情報の拡散
  • 遅刻常習犯
  • 提出期限を守らない
  • 人間関係トラブル

 

看護学校は人のプライベートな部分までの情報を集めます。だからこそ、個人情報をすごく大切にしています。

もしも、コンビニやマックなどの公共の場で、個人情報が書かれた資料を紛失したら・・
SNSなどのネットで、個人が特定できる情報を拡散したら・・・・

まずは校長先生からの呼び出し、教員からのお叱りを受けます。

ここで、もしその行為が故意であり、謝罪もない、まずいことだという認識もないと判断されれば留年、もしくは退学にもなり得ます。

これは、気をつければいいことなで、個人情報は慎重に取り扱い気をつけましょう!

 

遅刻はやってはいけません。

授業・実習に遅刻、課題の提出期限を遅れた。

私の学校では、授業や実習に遅刻を3回したら1回の欠席になる。という決まりがあり、遅刻は「ごめんなさい」で許されることではありません。

3回遅刻して1回の欠席扱いとなります。だいたいの教科は、3分の2以上出席して試験が受けれるようになっていました。

だから、遅刻が多いと欠席となり、それによって試験が受けられなくなります。遅刻して授業を受けていても、です。

試験が受けれないということは、単位の取得ができません。

遅刻を甘く見ていると試験を受けれないことになりますので、遅刻常習犯は注意してください。

 

課題の提出期限を遅れたら、先生が受け取ってくれないということはよくあります。

その教科の合格判定が(授業態度+出席状況+試験の点数+課題提出)だとしたら、課題提出が0点になりますね。その教科を落とす可能性が高くなりますので課題は必ず期限を守って出しましょう。

期限を守らなかったら反省文を書く課題が増えます。面倒ですね。だからやっぱり提出期限を守ることは大切。

 

その他トラブルとして、教員・患者とのコミュニケーションがあります。

やっぱり先生も人ですので、間違いを認めないような学生は、人として厳しくされます。クラスの中で、ほかの学生との間をかき乱すような行為も、目をつけられます。

というのは、卒業したら看護師になりますよね。

人の命を預かるのですから、人間的に怪しい人が看護師になると困ります。その看護師が逮捕された場合、看護学校も公表されるので、看護学校も信頼できる看護師を育てることが重要なのです。

 

単位を落とすと財布が痛い

単位を落とすと、再試験があるかと思います。なんと、再試験にお金がかかります。

世の中、金・・

私の学校では1回の再試験に2,000円かかりました。

他の学校は3,000円~10,000円のところもあります。1万円とかちょっと詐欺ですね。しかも学生から「高い」なんて反発しようもんなら留年になるんでしょうね。悪質です。

 

しかもそれが、「実習」となると数十万になることもあります。

試験のように紙1枚では終わりませんね、再実習についていく教員も必要、時間も労力も必要です。なので、再実習の場合は、数十万円かかります。

 

留年したときの学費

再試験・再実習にお金がかかることを説明しました。もし単位を落としてしまったら、いさぎよく再試験、再実習もしくは、反省文でも書いて拾いましょう。

というのは、留年するともっとお金がかかります。

私の学校では、休学費用として年間20万。

休学していても学校に在学していることになるので「維持費、設備費」を支払わなくては行けないのです。看護学校というのは、お金がかかりますなぁとつくづく思います。

 

就職への影響は

結論から言うと、影響は無いので気にしなくていいと思います。

留年の理由を就職面接で聞かれます。しかし、頑張って卒業したのですから、理由はサラッと言ってその後の頑張りを強調すると、実は評価が上がります。

私は2年留年した学生と卒業しました。その学生は、1番倍率の高い病院に内定決まり、今もそこで働いています。

また、病院奨学金を借りていた学生でストレートで卒業できませんでした。次の年に無事卒業し、病院奨学金を借りていた病院でお礼奉公しています。

留年は、就職には影響しません。

 

さいごに

「1つでも単位を落とすと留年」になってしまうとう看護学校ですが、1つだけメリットがあります。

「落としてもいい教科と落としてはいけない教科」が混ざっていたら、管理するのが大変。w

授業がある日は必ず学校へ行くことを優先するという考えになるので、できるだけ学校に行きたくない私にとってはほぼ強制なのでありがたいことでしたw

しかも、時間の有効活用だと思っています。私の学校の場合3年間で単位を一つ残らず取得でした。

3年間で全ての単位を取得するのと、4年間で落としていい単位がいくつかあるのとでは、絶対前者でしょう!

学校なんて早く卒業したいですから、時間を有効に活用するのでとっても良いと思います。

 

先生の話はよく聞いて、再試験・再実習はありがたく受けましょう

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