アンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)はペンシルヴェニア州フィラデルフィア市随一の大規模法律事務所のシニアアソシエイである。彼は同性愛者でありエイズ患者であることを同僚に隠している。彼は事務所にとり大変重要な案件を任される当日に、同僚の一人が彼の額の病変に気付く。彼はラケットボールによる傷だと説明するが、実際はカポジ肉腫によるものである。
引用/ウィキペディア
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ちょい古い
1993年の映画だけあって、エイズという病気が不治の感染症であるということで、偏見と差別が今とはまた変わった感じで強い。また、海外と日本と違いなのか、同性愛者に対する偏見がここまであるのかという位ものすごい伝わってくる。
裁判映画であり、会話は多いだろうなとは思っていたが、、うん。予想通り多かった。
会話が多いのはいいが、アメリカンジョークで笑えない(笑いたいけど、笑うつぼが分からない)ことが多く、退屈だと感じる時間もあった。
オープニングに移る人々と、終わりのテレビに映る子ども達は何を意味していたのだろう?
トム・ハンクスは同性愛者のベケット約ですが、そこにピッタリはまり、どんどん弱っていくので本当に病気じゃないかと心配になるくらい本人の実演の実話かと思いました。物語は、淡々とリアルの描かれています。
女性弁護士が嫌味
裁判で、「真実」を合言葉に女性弁護士が語るシーンがありますが、一番のイライラでしたね。あれは確実に観客にケンカ売ってます。
家族と周りの愛
ベケット(トム・ハンクス)は家族に恵まれています。母から「私は、偏見に負ける子は育てなかったわ」と言葉をもらい、勇気を出します。
「偏見はよくない」それでも、エイズは不治の感染症であり怖い。
真実を見るのは怖いですが、現実を生きるためには周りの理解が必要です。特に家族はキーパーソンですから、一番苦しい本人を支えるための家族愛は十分でしょう。
また、ジョー(デンゼル・ワシントン)も主役と同等な役ですが、いい男でした。最初は偏見がものすごいジョーですが、ベケットの味方になってくれます。
ジョーも自身の偏見と闘いながら、また同性愛者の弁護と言うことで周りから同じ目で見られます。同性愛者に嫌悪感を抱いてるジョーにとって、それは相当な屈辱ですが、それにも負けず勇敢に戦いぬきました。
愛がなかったら、ドロドロっとしたモヤモヤする映画で終わっていたでしょうが、とてもステキな映画にできあがっているといえます。
相方は死んだの?
最後に、ベケット(トム・ハンクス)の葬式?のようなシーンがありますが、あれはベケットの1回忌みたいな物でしょうか?
ジョーの娘も大きくなっているし、相方は探せませんでした。写真には2人の写真があったので、2人の葬式なのだろうか?
よくわかりませんでした。
よくわかりませんでした。
おすすめ度(★★★★☆)
ちょっと古めですが、映像的には古さを感じません。トム・ハンクスとデンゼル・ワシントンもすっごい良い演技をしてくれています。
一つだけ言うと、オペラの歌が少し嫌だったくらいです。。。
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