CMを見てびっくり!
これは!!これは!!!「年の差婚だろう」
いくらなんでも夫婦には見えない、おじぃさんと結婚する若い女性。
・・・ごめんなさい。気持ち悪いです。不愉快。
ー2017年10月現在ー
角野卓造(69歳)
箕輪はるか(37歳)
その差は32歳。
「はるかちゃん可哀相・・涙」
「こんなおじぃさんと・・・オエッ」
ギャクでも、お笑いでもいいのですが。私は笑えません!
見た目の問題!いくらなんでもありえない!
落ち着かない私は、これを友達に相談しました。
「あんたそれ!!トラウマよ!」
実は言うと、私15歳の年の差婚で結婚しました。
そして早々に離婚w。
・・この婚期を逃すと一生独身と思ったのか、元旦那からはお付き合い中にかなりきつい束縛を受けました。しかし、一番きつかったのはそれから、結婚後からは更にヒートアップ。年が上だからと上から目線でものを言われ、執拗な束縛をうけました。
このCMを見てとてつもない不快感が押し寄せてきて、いてもたってもいられないのは私の過去のトラウマでした。
友達は「私はなんとも思わない、だってギャクじゃん!!」と終わらす始末。
でも私は、もうもうもうもうもうダメーーーーー!!!!
これで私のトラウマは終わりますが、それだけではありません。これは社会問題に発展します。
男性不妊の自覚遅れに繋がる
社会が女性を苦しめる
今や不妊の原因は女性だけではないと、周知されてきたものの男性側に不妊の問題があるなんて「まさか自分が」なんて思う男性は少ないものです。
それは年の差婚。もちろん男性がすっごく上という現状が世の中では「当たり前」に存在していて、しかもそれについて「若い奥さんと結婚できる男はすっごく男前、男の勝ち組」なんだと英雄気取りになっていること。
若い奥さんを連れて歩くのは男のステータス。なんて思ってません?
多くは仲間同士で「お前やったなぁ!」と男としての価値を褒めるに違いないでしょう。
そして連鎖していくのです。
「俺ももう少し遊んで、若い奥さんをもらおう。それから家庭を築いていこう」と。
じゃぁ逆ならどうよ。
女性40歳、男性25歳の夫婦。果たして周りは同じ評価をしてくれるでしょうか?
女側が若い男の子をたぶらかした。そう思うのでは?
そしてもしかすると、男側にロリコン認定されたりと、批判派多いかもしれないです。40歳ということは「子どもは無理かも」ということで反対されることもあるかもしれません。
みんなに周知されるCMは危険
高齢男性で子ども授かるという認識が・・・
・女性が若ければ子どもができる
・だから子どもができない場合女性のせいにされる
・自然に任せようと、男性が協力的でなくなる
・女性は子どもを産んで当然
・不妊治療しないで、授かるならそれに越したことはない
極端だと感じるかもしれませんが、高齢男性が若い女性との再婚で子どもを授かることを不自然に思わずに見ることのできるCMから、潜在意識の中で「これは普通」と錯覚してしまう原因。
まとめ
男性はいくつになっても(子どもができる)大丈夫。という潜在意識こそが不妊治療で女性の負担を大きくさせる要因になるのです!
だからこのCMは社会問題なの!