看護師国家試験に出てくる数字は「青」で表示します。
それ以外は、私が覚えるための雑談なのでサラーッと流して結構です。
始めに:今まで、自分の住んでいる国の人口は知っていても、世界の人口まで言えたでしょうか?
私は絶対に言えませんでした。
今や子どもでも、世界の男性の人数を口ずさめるほど浸透したこのネタに感謝。
看護師国家試験にも、「人口」の問題は必ずと言っていいほど出題されます。このネタを元に人口動態を学びたいと思います!
世界の総人口
世界の総人口は、現在76億人に達したようです。
あのブルゾンちえみさんが
「地球上に男は何人いると思ってるの~!?」
「35億・・・あと5千万」
と教えてくれたので、女性もあと半分いると仮定し、約2倍の数は75億5千万人です。 男女の比は105:100らしいので105の5の部分を5千万として付け足しているのでしょう!
若干の差は目をつぶると、世界の人口は76億人!
そうそう、男性の数が若干多めらしいのです。その原因については、性染色体のYから始まり、生活習慣病、など男性の平均寿命とか色々なものが重なっているようです。年齢が上がる(高齢になる)と共に、男女差がなくなり、最終的に女性が多くなります。
現在(平成27年)の平均寿命は
男性:80.79歳
女性:87.05歳
女性が7年近くも長生きしてる!
※平均寿命と平均余命は違います。平均寿命とは、0歳の平均余命のこと。
日本の総人口
世界の人口が増えていても、日本の人口は若干減少傾向。
現在、日本の総人口は1億2,711万人。(平成27年国勢調査)
「将来推計人口」といって5年ごとに行われている推計で、総人口は今後長期に渡って減り続けるという結果になっています。ワァオワァオ
平成52(2040)年では1億1,092万人となり、平成53(2053)年には1億人を割って9,924万人と予測されています。
ん~~そんな数字出されても、私にはいまいち想像できません!
「人口が減る理由の一つに、出生数が減っている」があると考えると、日本の子育てしにくい社会がそうさせてるのではないかと思いますよ~。
子どもを安心して育てられないのなら、誰も積極的に産まないですよね!
もっともっ~~と子育てしやすい社会にしてください!政治家さん!
人口が減る要因の最大のポイントは、
「生まれる数より、死ぬ数が多い!!」
生まれる数100万人「合計特殊出生率」
出生数は、100万人!
その出生数と近い関係の合計特殊出生率という超覚えにくい割合について説明します。
合計特殊出生率を簡単にいうと、「一人の女性が出産可能とされる15歳~49歳に産む子供の数」のことです!
そして、現在は1,45
この数字が、2,07を割ると人口が減少すると言われています。
人口が増えるためには、2,07以上が必要!
つまり「夫婦2人に、2人の子どもで人口が増える」に納得。
では残りの0,07は何でしょう?
これは、出産可能な15歳になる前に死亡してしまう女児や、現在の日本の死亡率を考えた結果加わった数字です。
数字で人口動態を表すためには、死亡率を冷静に判断し死亡率を足す必要があったのです!!
そしてそして、この数字を見てなんとなく「出産可能なのが49歳までなのかぁ!」と思っちゃいますが、日本人の平均閉経年齢はおおよそ50歳として統計上の数字が出されています!
だから、49歳という数字は統計上で線を引っ張らなくてはいけなかったのだと、私は思っています。
そのため、合計特殊出生率・・・・の「特殊」は出産年齢が限定されていて「特殊」なのだと覚えてもいいかもしれません。
※閉経と更年期は違います!閉経とは、月経(いわゆる生理)が閉止すること。
そして、更年期とは、閉経前後の数年間のことを言います☆
死ぬ数129万人「死亡率」
死亡数は、129万人。
死因の1位は、悪性新生物(癌)!
うんうん。ニュースでも、CMでも「癌でも入れる安心の保険!」と毎日聞くように、もう日常に入り込んできたのは癌ですね。
割合でいうと、死亡した129万人を100%で考え28.7%が癌により死亡しています。
人数でいいますと、37万人!
もう、ここら辺で終わります~
人口と死亡数、出生数でした~