実習が辛いのは、寝不足・・とか、記録が多い・・とかはもちろんだけど。
実習で出会う患者さんの辛い思いに触れた時だと思いました。
まだ子どもが小さいのに癌の末期だった。
長時間の手術を受けた後の再発。
一向に良くならない見ているだけで苦しい症状。
痛いけどやらなければならない毎日の検査。
もっと、もっと辛いことはあるけれど、患者さがその現実に立ち向かうとき看護師も側にいるんだなと思います。
そして、寄り添えば寄り添うほど、患者さんの気持ちはダイレクトに伝わってきます。
医学ではどうすることもできないとき、
そんなときに看護の力が必要だと感じてます。
一緒に悩むのは辛いです。
患者さんたちのおかげで学べるとき、自分の自己満のように思えて辛くなります。
辛いであろう時期に、学生に優しく接してくれる患者さんから人の温かさを学びます。
よく言われます
「医者になったらよかったのに」
実習の領域によって看護観は揺らぎます。
看護って?医者でも良かった?
看護師という職業に不信感を抱いたことも
私には無理なんじゃないかと思うことも
今さら進路変更だなんて・・
と悩んだときは何度もありました。
仮病を使い休んだこともあります。
正解のない「看護」に対して
もう、ヤダ!
と何度思ったことでしょう。
あと残すところの実習は、最後の実習「統合実習」のみ。
ここにきて振り返ってみておもいましたが・・・
私はやっぱり看護が好きです。
悩みながら自分のやりたい看護を探す。
そんな自分に酔っているのかもしれませんけどね(笑)
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