はじめに、私は2年目ナースしてます。
今から数年前、私も基礎実習行きました。めっちゃ緊張した、右も左もわからない、記録もレポートも書いたことない。
実習目標ってなんぞや?と思いながら、まだ星が見える駐車場にグループメンバーで集まって病院に向かった初日のことを今でも覚えています。
私が基礎看護実習のときに挙げた目標は
- 入院患者の生活環境を理解する
- 看護師の業務を知る
あっけらかんとしていて、初日から指摘されまくりでした。w
今だから分かることもあります、今回は今から基礎看護実習へいく看護学生向けです。初めての実習だし、力を入れすぎず、がんばってほしいと思い記事にしました。
基礎看護実習この4つができればOK
まず、上手く乗り切る4つのこと以外に、基礎看護実習で経験したほうがいいことを挙げます。
- 申し送りに参加する
- カルテから情報を収集する
- バイタルサイン測定を行う
- 病室の環境整備をする
- ベットメーキングを行う
- プライバシー、安全に関することを学ぶ
- 担当指導者、看護師に簡潔に報告してみる
上に挙げたことは、基礎看護実習が終わったら毎回の実習でやっていくことです。
基礎で学んでいたほうがいい理由は、教員に「やったことないの?」と言われるのが嫌。でもありますが、1回やったことあるのと、やったことないのとでは経験値が違うからです。
基礎看護実習が終わると、次の実習では疾患・治療とかの勉強が必須になってきます。それでも基礎でやったことは基礎なので、毎回やります。そのときに、やりやすいかorやりにくいか、の問題です。私なら絶対前者。
上のことを実施しながら、以下の4つのことを意識してくださいね。
正確な値を出すバイタルサイン測定
- 「安楽な体位を整えバイタルサイン測定を行う。」
- 「正確な数値を測定し報告する。」
この2つは、基礎看実習で意識して達成してほしい目標です。
看護師になった今でも、バイタルサイン測定の毎日です。朝はバイタルから始まり、バイタルで終わるといっても過言ではない。そして、正確に測定できるってことは、大切なことです。
ショックバイタルに気づくのも私たち看護師。誤差のある数値を出すと、これに伴って治療内容だって変わることがあります。病棟では医師はバイタル測定しませんね、医師は看護師の測った数値を信頼してるってこと。
「バイタルサイン測定ができる」
という一見簡単そうに見える目標は、実はこれはめっちゃ大切であり難しいことなのです。
基礎看護実習は、バイタル測定のときに担当教諭がついていたり(内心ドキドキ)、学生が測ったあとにもう一度教員、または担当看護師がバイタル測定することもあります。
誤差がないか、正確な数値なのか、を確認するためです。はっきり言って学生は信用されてません。(責任もないので当たり前)
逆に考えてみると見直ししてくれてるってことで、自分が測定した数値が正しいのか知れるのです。
こんなに手厚くしてくれるのは、基礎看護実習のときだけ!
患者の不安に気づく
基礎看護では「気づく」だけでOK。
そしてコツは「私は患者のこんな不安に気づいてましたよ」と記録に残すこと。w
基礎実習は主に心の勉強と思ってください。私たち学生はまだ看護師ではありません。患者の不安に気づき、できたら時間の許す限り話を聞き、素直に思ったことを記録に残すのです。
最終レポートも、患者と関わった分だけかきやすくなります。
休まずに行く
はいこれ!やる気アピール以外の何者でもありません。
基礎看実習は、看護学生に中でも一番若手がきますね。病棟でも「基礎看護」は、なんか違う。「初々しい、可愛い」という声が聞こえてきます。
もしも、休むことがあったら「この先大丈夫?」と心配されます、かなり。
だから基礎看護はできるだけ休まず行きましょう。記録や提出物には端から期待されてないので、そこまで手をかけず先生に指摘されましょう!
睡眠を大事にして、健康管理が一番!
自分の苦手ポイントを知る
言い換えると自分を知ることにつながります。
自分を知らないと相手のケアはできないので、基礎実習では、自分探しをしたらいいと思います。
苦手ポイント、弱点が分かると、次の実習の時かなり役立ちます。
まとめ
基礎看護実習の今回のポイント
- 正確なバイタルサイン測定ができる
- 積極的に患者と関わる
- 休まずいく
- 自分の弱点が分かる
最後までお読みいただきありがとうございました。
実習がんばりましょう。