今日も記録が終わりませんか?
看護学生は深夜、時間との戦いです。朝になっても記録が終わらない日もあれば、少しだけ休んでから記録しようと仮眠しようもんなら、寝過ごしてしまっては大変!とリラックスした仮眠はできない。
実習中は緊張で身体も心も休めたためしはありません。もうやってられん!と投げ出したいことは何回もありました。
ということで、看護学生は日中は(ほぼ作り)笑顔ですが、深夜の顔は恐ろしいことになってます。
この記事にたどり着いたあなたは、記録終わらないけど集中力切れちゃったのかな。
この記事で社、「記録が多すぎ、記録が終わらない」と嘆いているあなたに、どうしてこんなに記録に時間がかかるのか、多いのか、終わらないのかについて解説していこうと思います。
もくじ
課題未提出でお怒りの教員
事件は母性看護学実習中に起こりました。
学生ケースカンファレンスの日・・なんと、ケース担当学生が提出するべき記録物、課題の未提出が続出しました。私は、翌日ケースだったので提出する人ではなかった。
実習も学生カンファも長いし、記録物も多い、記録の時間もないし、日中はそれでグッタリ、夜は眠いんだから、そりゃぁそうでしょうよ。
「寝ずに記録したのに、終わりませんでした」
「2時間寝たせいで、できなかった」
と落ち込むメンバーに、そんなことはないよ。と声をかけるのが精一杯の私でした。
しかし、記録をする目的意識が低いために起こった一種のヒューマンエラーなのではないか。とお怒りの教員は言っていました。それからグループで、記録の意味を考える一日になりました。
私たち何故、寝ずに記録をするんでしょうか?
実習を乗り越えるため?
乗り越えるってどうゆうこと?ただ時間が過ぎればいいの?その日のその時の時間がただ過ぎればいいの?
単位が取れたら、乗り越えたってこと??
教員が怖い?
提出しないと怒られるから記録物を書いて提出するの?
未提出だったら、実習の単位が取れないから書くの?
決められたことだからやるの?
提出してって言われたから提出するのかなぁ。
提出物を出さないとグループに迷惑がかかる
全体責任で起こられる。今日みたいに。
でも、本当にそうかなぁ。
答えは全て違います。
看護ってなんだろうを考える
人の助けになる 人を支える 力になる サポートする
癒す 痛みを緩和する ・・・・・・
私たちはそんな看護師を目指しているはずです。
学生の内の記録は、看護師としての考え方の基礎を育むものであり、「私こんなこと考えてます」とアピールするものでもあります。
記録をしないでいくと、頭の整理ができないまま患者の前に立つことになります。記録をしっかり書かない学生には、教員は学生が何を考えているのかわからないため、質問攻めにあったりします。
記録は難しく考えず、思ったことを素直に書くと早く終わりますよw
私の記録早仕上げのコツは、完璧にしようと思わず、まんべんなん全てに手をつけることです。
変な記録でもいったん教員に提出して、訂正してもらえばいいんです。w
あんまりにも見当違いのことを書いていると、訂正量がエグいことになるかもしれないのでそこだけ注意。
記録は終わらないのが正解
書写しているわけでもないし、数学のように正解が決まっているわけでもないです。場合によっては、正解や目的が達成することも必要ですが。
なので記録って正解ないのでゴールがない。よって終わらないものです。
自分が納得するまでやるだけです。でも、もし納得するまでの記録が書けたなら最高!ですね。
今は納得できなくても、教員に訂正してもらい、学生カンファにテーマで上げてみんなで討論するでもいいし。記録は自分を高めるために必要なことなんです。
寝不足続きで、日中は患者さんと笑顔で話すが精一杯だと思います。そんな辛い毎日の行いは決して無意味ではないです、お互いに実習がんばりましょう。