3年生の大イベントである「領域実習」
その領域実習のガイダンス(説明)を丸2日かけて、ようやく終わりました。
説明を聞いているだけで、どっと疲れましたw
領域実習とは?
成人看護学実習・老年看護学実習・小児看護学実習・母性看護学実習・精神看護学実習ことです。さらに在宅看護論実習と統合実習があります。
この領域ですが、じつは国家試験でもこの領域で分かれています。今は分からないと思いますが、国家試験を勉強するようになって「領域」という分野の違いが分かるようになってきます。
領域実習の目的
今まで学校で学んだ・習得した知識や技術を使って、あらゆる健康段階にある患者・家族・その他の対象に対して、根拠を持って看護を行うための基礎的な能力を養うことです。
領域実習の目標
目標としては、私たちが関わる患者・家族・その他の対象に対して円滑な人間関係を築くことができることです。
個人情報
私たち学生は、看護学校に入学してすぐに「個人情報保護法に対して違反した場合は、規則に従って処分されることに同意します」にサインをしました。
領域実習の説明では、個人情報保護法について重々と言われました。個人情報については、毎回の実習が始まるたびに、時間をとって何度も同じ講義しています。それくらい大事なことです。
なぜなら、看護師になっても大切なことで、個人情報保護法、守秘義務に違反すると・・・・看護師資格が取り消しになってしまうこともある、とっても重要なことなんです。
そして、看護学生の時に得た情報は今後これから先もずっと続く契約です。もちろん看護師になっても、看護師を退職してもずっとずっと続く義務です。
それだけ、人の秘密に触れることの多い病院という場所。私たちは、看護師でもないのにカルテを見ることを許される立場。個人情報は大事に扱っていきましょう!
単位を落とすとどうなる?
みんな気になるこれ!
5月末から始まる領域実習は、本当につめつめ。休む間もなく次々領域別実習が進みます。私の場合、5月末~12月中旬まで続きました。(途中夏休みあり)
もし領域別実習で単位を落としてしまうと・・・・再実習を受けれるかは、その時期によります。
私の学校では、前半期(5~7月)に3クール。下半期(9~12月)に3クールあります。そのうち、前半期の実習の場合なら、夏休み(8月)を使い再実習ができます。
しかし、下半期だとギリギリ冬休み(12月~1月)を使って、再実習が受けれるか、受けれないかは、そのときの再実習の生徒数にもよりますし、確実にできる!とは言い切れないようです。。
それを考えると、3クールの中から単位を落としてもいい(?)の実習は、1クールのみ!
あ~~~~~怖いよぉ~~~。
それでも再実習できるチャンスがあることは、ありがたい。
グループチームワーク
実習は自分一人で頑張るのではなく、メンバーで助け合ってくださいと!!!言っていました。
もちろんグループメンバーだけでなく、学校の教員、病院の実習指導者、家族、みんなが応援しているということを忘れないでという締めで領域実習の説明会が終了しました。
多重課題
まさに毎日が多重課題です
じつは、3年生はマジで忙しい!
- 半年に及ぶ実習
- 就職活動
- 卒業論文
- 国家試験対策
領域実習では自分の選んだ領域で卒論のために事例研究をします。だから、3年生の夏休みはほぼ無いです。
だから、実習で単位を落としたら「再実習+卒業論文=夏休み絶対ない」です(泣)
領域別実習中は、領域ごとの最終日にレポートは必ず提出。
新しい領域実習前に事前・課題を提出。領域によっては最終日にグループもしくは個人で発表会。
新しい領域が始まる前の2週間前には、2週間後に始まる実習の目標提出を担当教員に提出。しかも自分で提出。先生から要求はされないので、グループで超えかけあうことが大切。
領域別実習後は、卒論発表会、osce(オスキー)看護技術の最終実技テスト、2月には看護師国家試験。
そして、待ちに待った卒業式
もう自分でも訳が分からないことになっています。これを自分で計画しなくてはいけないので、忘れんぼうの私には怖い怖い
さいごに
恐れていても仕方がない。とりあえずやるのみ!